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JP1 Version 12 JP1/Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド


4.3.4 カスタム画面で使用するJSPファイルの作成

プラグイン情報プロパティファイルにカスタム画面プラグインの情報を定義して,ひな形プラグイン作成コマンドを実行すると,カスタム画面用のJSPファイル(ucnpCustom.jsp)が生成されます。ucnpCustom.jspは編集しないでください。編集用のJSPファイルは,次のディレクトリに生成されます。

Navigation Platform for Developersインストールディレクトリ\pluginSDK\plugin\プラグインID\jsp\プラグイン名.jsp

編集用のJSPファイル(プラグイン名.jsp)は,ucnpCustom.jspにインクルードされます。ナビゲーション プラットフォームはucnpCustom.jspをロードして処理を実行するため,編集用のJSPファイルではアプリケーションクラスローダのレイヤに配置したライブラリは使用できません。システムクラスローダのレイヤに配置したライブラリを使用してください。

編集用のJSPファイル(プラグイン名.jsp)で指定できる項目を次に示します。

表4‒4 カスタム画面で使用するJSPファイルで指定できる項目

項番

分類

項目

説明

1

タグ

ディレクティブ

次の形式でディレクティブを指定します。

<%@ ディレクティブ%>

2

スクリプトレット

次の形式でスクリプトレットを指定します。

<% Javaコード %>

3

次の形式で式を指定します。

<%= 式 %>

4

コメント

次の形式でコメントを指定します。

<%-- コメント --%>

5

ディレクティブ

page

JSPファイルのエンコーディング,Javaのimport文などを定義します。カスタム画面用のJSPファイル(ucnpCustom.jsp)と異なるエンコーディングを使用する場合は,pageEncoding属性を指定してください。

また,次の属性は指定しないでください。

contentType属性

JSPファイル実行時に自動的に「"text/html; charset=UTF-8"」が適用されます。

language属性

JSPファイル実行時に自動的に「"java"」が適用されます。

6

include

テキストファイルまたはJSPファイルなどの別ファイルをインクルードします。

7

暗黙オブジェクト

request

javax.servlet.http.HttpServletRequestクラスのオブジェクト変数です。

8

response

javax.servlet.http.HttpServletResponseクラスのオブジェクト変数です。

9

session

javax.servlet.http.HttpSessionクラスのオブジェクト変数です。