3.3.2 ライブラリの作成と設定
ライブラリを作成するときの注意点,および作成したライブラリの設定手順を説明します。また,設定したライブラリの参照解決をEclipseで実施する手順についても説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ライブラリ作成時の注意
ナビゲーション プラットフォームが提供するAPIを参照するライブラリを作成する場合は,次のライブラリをクラスパスに設定して,ビルドしてください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\syslib\ucnpsys.jar
(2) ライブラリの設定
ライブラリを設定する手順を次に示します。
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作成したライブラリを,「3.3.1 ライブラリの配置場所」で説明されているディレクトリに格納します。
プラグインだけでライブラリを使用する場合は,以降の手順は不要です。
J2EEサーバ全体でライブラリを使用する場合は次の手順に進んでください。
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J2EEサーバのシステムクラスパス指定に,ライブラリの絶対パスを追加します。
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ナビゲーション プラットフォームを再起動します。
J2EEサーバ全体でライブラリを使用する場合は,開発環境だけでなく,実行環境のJ2EEサーバでも手順1.〜手順3.を実施してください。
(3) プロジェクトの参照解決
Eclipseのプロジェクトで参照解決する場合は,次の手順で追加したライブラリJARファイルを指定してください。
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Eclipseの[プロジェクト・エクスプローラー]のプロジェクトを右クリックします。
メニューが表示されます。
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[プロパティ]をクリックします。
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左ペインの[Javaのビルド・パス]をクリックします。
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右ペインの[ライブラリー]タブをクリックします。
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[JARの追加]ボタンをクリックして,追加したJARファイルを指定します。