8.2.2 プロパティファイルを記述する際の注意事項(サービスプロパティファイル以外の場合)
サービスプロパティファイル以外のプロパティファイルを記述する際の注意事項を次に示します。なお,説明中の「空白文字」は半角スペース,タブまたは改行を指します。
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Java Platform, Standard Editionのプロパティファイル形式です。
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プロパティキーと値の間には「:」または「=」を記述してください。
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文字コードはUTF-8です。
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プロパティキーの次の文字(空白文字を除く)が「:」または「=」の場合,その次の文字(空白文字を除く)から行末の文字までが値として解釈されます。
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プロパティキーの次の文字(空白文字を除く)が「:」または「=」でない場合,その文字から行末文字までが値として解釈されます。
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値の後ろに空白文字を付加した場合,値の一部と解釈されます。
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値の中に「:」,「=」,「#」,または「!」が使用されている場合,値の一部と解釈されます。
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Windowsの予約デバイス名(CON,AUX,COMn(nは1〜9),LPTn(nは1〜9),PRN,NUL,CLOCK$)は使用できません。
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行頭文字に「#」または「!」を指定した場合,行全体がコメントと見なされます。
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行頭に続く空白文字は無視されます。
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ディレクトリを指定する場合,区切り文字(記号)には,「\\」または「/」を使用してください。
例:ucnp.base.server.auditlog.path = C:\\Program Files\\Hitachi\\HNP\\auditlog\\ucnp_audit
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指定した値の大文字と小文字は区別されます。