4.10.10 エージェント階層設定
機能
この部品は,JP1/PFMのエージェント階層の定義情報をインポートし,JP1/PFMのGUIに表示されるエージェント階層を作成・更新します。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・実行対象サーバ
部品を実行し,エージェント階層定義ファイルのインポートを行うサーバです。JP1/PFM - Managerがセットアップされている必要があります。
利用場面
jp1pfmAddRemoteAgent部品を使用してJP1/PFM - RMにリモートエージェントを追加したあと,追加したリモートエージェントをエージェント階層「User Agents」に表示する場合などに使用できます。
前提条件
【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
(1)JP1/Automatic Operation 11-00以降
【実行対象サーバ内前提製品】
(1)JP1/Performance Management - Manager 09-10以降
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
(2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
(3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter
(4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter
(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
(6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)
(7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)
(8) AIX V6
(9) AIX V7
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)実行対象サーバ上に,次のファイルが格納されていること。
・エージェント階層定義ファイル(jpcconf agttree importで指定するファイル)
(2)実行対象サーバがクラスタ構成の場合,プロパティplugin.destinationHostにはJP1/PFM - Managerの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定してください。
注意事項
(1)実行対象サーバでJP1/PFM - ManagerのView Serverサービスが停止している場合,このコマンドは実行できません。
バージョン
02.00.00
部品のタグ
Configure JP1,PFM,Windows,Linux,AIX
タスクログに表示される部品の名称
jp1pfmAddAgentTreeDef
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
11 |
異常(ユーザーミス) 定義ファイル内容の不正 |
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
13 |
異常(ユーザーミス) 認証不可 |
14 |
異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可 |
20 |
異常(ユーザーミス) その他ユーザーエラー |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
22 |
異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足 |
23 |
異常(環境不正) 前提環境不正 |
24 |
異常(環境不正) 起動状態不正 |
26 |
異常(連携製品トラブル) 内部エラー |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
42 |
異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
JP1PFM.agentLevelDefinitionFileName |
エージェント階層定義ファイル名 |
実行対象サーバ上のJP1/PFMのエージェント階層定義ファイルのフルパスを指定します。 |
− |
入力 |
○ |
JP1.logicalHostName |
実行対象サーバの論理ホスト名 |
実行対象サーバのJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |