Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.10.11 サービス情報同期

機能

この部品は,JP1/PFM - Managerに登録されているサービス情報をJP1/PFM - Web Consoleに同期します。

この部品では,次のサーバを前提とします。

・実行対象サーバ

 部品を実行し,JP1/PFM - ManagerとJP1/PFM - Web Consoleに登録されているサービス情報を同期させるサーバです。JP1/PFM - Managerがセットアップされている必要があります。

利用場面

jp1pfmDeleteRemoteAgent部品を使用してJP1/PFM - RMからリモートエージェントを削除したあと,削除したリモートエージェントをエージェント階層「Products」から削除する場合に使用できます。

前提条件

【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

 (1)JP1/Automatic Operation 11-00以降

【実行対象サーバ内前提製品】

 (1)JP1/Performance Management - Manager 09-10-11以降

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

 (1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter

 (2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

 (3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

 (4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

 (5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

 (6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

 (7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

 (8) AIX V6

 (9) AIX V7

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

 (1)JP1/Performance Management - Managerが起動していること。

 (2)実行対象サーバがクラスタ構成の場合,プロパティplugin.destinationHostにはJP1/PFM - Managerの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定してください。

注意事項

(1)JP1/PFM - Web Consoleのエージェント階層で「User Agents」のツリーに追加したエージェントは,この部品を実行しても削除されません。

バージョン

02.00.00

部品のタグ

Configure JP1,PFM,Windows,Linux,AIX

タスクログに表示される部品の名称

jp1pfmSyncServiceInfo

戻り値

戻り値

説明

0

正常

12

異常(ユーザーミス) プロパティ不正

13

異常(ユーザーミス) 認証不可

14

異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

22

異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足

23

異常(環境不正) 前提環境不正

24

異常(環境不正) 起動状態不正

26

異常(連携製品トラブル) 内部エラー

42

異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

JP1.logicalHostName

実行対象サーバの論理ホスト名

実行対象サーバのJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定します。

− 

入力

△ 

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

− 

入力

○ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

△