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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


2.7.3 JP1イベントの対処状況変更

機能

JP1/IM - ManagerのイベントDBに登録されているJP1イベントの対処状況を変更します。

また,JP1/IM - Viewの[重要イベント]ページからJP1イベントを削除します。

障害回復時に発行済みのJP1イベントを対処済みに変更し,JP1/IM - Viewから削除する場合などに使用します。

このサービステンプレートが前提とするサーバを次に示します。

・監視サーバ

 JP1/IM - Managerが動作するサーバです。

処理の概要を次に示します。

(1)JP1/IM - ManagerのイベントDBに登録されているJP1イベントの対処状況を変更します。

JP1/IM - Viewの[重要イベント]ページからJP1イベントを削除する場合は,JP1/IM-Viewからの重要イベント削除の要否プロパティ(jp1im.deleteSevereEventFromIMView)をyesに設定してください。

次に示す重要イベント対処状況キーの指定によって,対処状況を変更します。

(凡例)キー:変更後の対処状況

PROCESSED:対処済

PROCESSING:処理中

HELD:保留

UNPROCESSED:未対処

前提条件

【システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

 JP1/Automatic Operation 12-00以降

【サービステンプレート実行システム内前提製品】

(1)JP1/Integrated Management - Manager 09-00以降

【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】

(1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter

(2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

(3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

(4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

(6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

(7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

(8) AIX V6

(9) AIX V7

【サービステンプレート実行システム内前提製品の使用条件】

(1)JP1/IM - Managerが稼働していること。

バージョン

02.00.00

タグ

Configure JP1,IM

プロパティ一覧

プロパティに設定されているプロパティグループの一覧を次に示します。

プロパティグループ

説明

初期表示

監視システム環境情報

監視サーバの環境情報を指定してください。

表示されます。

JP1の重要イベントの情報

対処状況を変更するJP1イベントの情報を指定してください。

表示されます。

[サービス設定]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。

(凡例)

○:プロパティの指定は必須です。

△:プロパティの指定は省略可能です。ただし,ほかのプロパティの指定内容によっては,指定が必須になります。各プロパティの「説明」を確認してください。

プロパティキー

プロパティ名

説明

入出力種別

共有設定

必須区分

プロパティグループ

jp1im.jp1imHostName

JP1/IMのホスト名

JP1/IMがインストールされているホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。クラスタ構成の場合は,実行系サーバの物理ホストまたは論理ホストを指定してください。

入力

無効

○ 

監視システム環境情報

jp1im.jp1imLHostName

JP1/IMの論理ホスト名

JP1/IMがクラスタ構成の場合,JP1/IMの論理ホスト名を指定します。

入力

無効

△ 

監視システム環境情報

[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

入出力種別

共有設定

必須区分

プロパティグループ

jp1im.serialNumber

イベントDB内通し番号

対処状況を変更する重要イベントのイベントDB内通し番号を指定します。イベントDB内通し番号は,最大10個指定できます。複数指定する場合は,通し番号と通し番号の間をコンマで区切ります。

入力

無効

○ 

JP1の重要イベントの情報

jp1im.severeEventResponseStatusKey

重要イベント対処状況キー

重要イベントの対処状況を表すキー値を指定します。

入力

無効

○ 

JP1の重要イベントの情報

jp1im.deleteSevereEventFromIMView

JP1/IM-Viewからの重要イベント削除の要否

指定した重要イベントをJP1/IM - Viewの画面から削除するかどうか指定します。

入力

無効

○ 

JP1の重要イベントの情報

[サービス設定]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。

プロパティキー

入力可能文字

jp1im.jp1imHostName

255文字以内の半角英数字および「.」,「-」。

jp1im.jp1imLHostName

255文字以内の半角英数字および「.」,「-」。

[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。

プロパティキー

入力可能文字

jp1im.serialNumber

109文字以内の半角数字および「,」。

jp1im.severeEventResponseStatusKey

次の値のどれかを選択する。

PROCESSED,PROCESSING,HELD,UNPROCESSED

jp1im.deleteSevereEventFromIMView

次の値のどれかを選択する。

yes,no

フロー仕様詳細

フロー仕様詳細を次の表に示します。

階層

[タスク詳細]画面での表示名

ステップ名

部品

部品名

説明

エラー時の回復方法

1

JP1イベントの対処状況変更

JP1イベントの対処状況変更

JP1イベントの対処状況変更

JP1イベントの対処状況を変更します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。