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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


2.5.17 JP1/PFMのプロセス監視設定一覧取得

機能

このサービステンプレートは,JP1/PFM - Managerに設定しているJP1/PFM - RMのプロセス監視設定一覧を取得します。

このサービステンプレートが前提とするサーバを次に示します。

・PFM管理サーバ

 JP1/PFM - Web Consoleがインストールされているサーバです。

次の作業を実施します。

(1)PFM管理サーバから,サービスIDで指定したJP1/PFM - RMに定義されているアプリケーション定義名の一覧を指定されたファイルにテキスト形式で出力します。ファイルの出力フォーマットは,JP1/PFMのjpcprocdef listコマンドの出力結果と同じ形式です。

前提条件

【システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

【システム内前提製品】

 JP1/Automatic Operation 12-00以降

【サービステンプレート実行システム内前提製品】

(1)JP1/PFM - Web Console 09-10-05以降

(2)JP1/PFM - Manager 09-10-11以降

(3)JP1/PFM - Remote Monitor for Platform 09-10以降

【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】

(1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter

(2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter

(3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

(4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)

(6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)

(7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

【サービステンプレート実行システム内前提製品の使用条件】

(1)JP1/PFM - Managerおよび,対象とするJP1/PFM - RMが起動していること。

(2)JP1/PFMのjpcprocdefコマンドの使用条件を満たしていること。

(3)実行時にJP1/PFM - Managerに対する認証が必要です。

  認証用のキーファイルを作成していない場合は,コマンドを実行する前に,jpcmkkeyコマンドでJP1/PFMの管理ユーザー権限のユーザーアカウント認証用のキーファイルを作成してください。

注意事項

(1)Linux環境に対してこのサービスを実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。

(2)リモートおよびローカルに指定するファイル名が既に存在する場合,既存のファイルを上書きします。また,リモート側のファイルは削除します。そのため,指定したファイル名に誤りがないか,十分に確認してください。

(3)リモートに指定したパスのフォルダが存在しない場合は,そのフォルダを作成します。作成したフォルダは削除せずに残ります。定期的に使用しない場合は削除してください。

バージョン

02.00.00

タグ

Gather JP1 information,PFM

プロパティ一覧

プロパティに設定されているプロパティグループの一覧を次に示します。

プロパティグループ

説明

初期表示

監視システム環境情報

PFM管理サーバの環境情報を指定してください。

表示されます。

プロセス監視設定一覧取得情報

取得するプロセス監視設定に関する情報を指定してください。

表示されます。

[サービス設定]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。

(凡例)

○:プロパティの指定は必須です。

△:プロパティの指定は省略可能です。ただし,ほかのプロパティの指定内容によっては,指定が必須になります。各プロパティの「説明」を確認してください。

プロパティキー

プロパティ名

説明

入出力種別

共有設定

必須区分

プロパティグループ

jp1pfm.jp1pfmWebconHostName

JP1/PFM - Web Consoleのホスト名

JP1/PFM - Web Consoleがインストールされているサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。クラスタ構成の場合は,実行系サーバの物理ホストまたは論理ホストを指定してください。

入力

無効

○ 

監視システム環境情報

jp1pfm.reportOutputFileNameRemote

出力ファイル名(リモート)

プロセス監視設定一覧をPFM管理サーバに出力する際の一時ファイル名をフルパスで指定します。

入力

無効

○ 

プロセス監視設定一覧取得情報

[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

入出力種別

共有設定

必須区分

プロパティグループ

jp1pfm.serviceId

サービスID

プロセス監視設定一覧を取得するサービスIDを指定します。

入力

無効

○ 

プロセス監視設定一覧取得情報

jp1pfm.reportOutputFileNameLocal

出力ファイル名(ローカル)

プロセス監視設定一覧を取得するファイル名をフルパスで指定します。

入力

無効

○ 

プロセス監視設定一覧取得情報

[サービス設定]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。

プロパティキー

入力可能文字

jp1pfm.jp1pfmWebconHostName

255文字以内の半角英数字および「.」,「-」。

jp1pfm.reportOutputFileNameRemote

256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」,「`」および末尾の「¥」,「/」を除く。

[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。

プロパティキー

入力可能文字

jp1pfm.serviceId

258文字以内の半角英数字および「@」,「[」,「]」,「.」,「-」。

jp1pfm.reportOutputFileNameLocal

256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」および末尾の「¥」,「/」を除く。

フロー仕様詳細

フロー仕様詳細を次の表に示します。

階層

[タスク詳細]画面での表示名

ステップ名

部品

部品名

説明

エラー時の回復方法

1

プロセス監視設定一覧取得

プロセス監視設定一覧取得

プロセス監視設定一覧取得

プロセス監視設定一覧を取得します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2

ファイル転送

ファイル転送

ファイル転送部品

一覧を転送します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

3

一時ファイル削除

一時ファイル削除

ファイル削除

一時ファイルを削除します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。