2.5.16 JP1/PFMのアラーム情報一覧取得
機能
このサービステンプレートは,JP1/PFM - Managerに定義されているJP1/PFM - RMのアラーム情報一覧を取得します。
このサービステンプレートが前提とするサーバを次に示します。
・PFM管理サーバ
JP1/PFM - Managerがインストールされているサーバです。
次の作業を実施します。
(1)PFM管理サーバで定義されたアラームテーブルのうち,サービスキーで指定したJP1/PFM - Managerに定義されているJP1/PFM - RMのアラームテーブル名の一覧を指定されたファイルにテキスト形式で出力します。ファイルの出力フォーマットは,JP1/PFMのjpctool alarm listコマンドの出力結果と同じ形式です。
前提条件
【システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
JP1/Automatic Operation 12-00以降
【サービステンプレート実行システム内前提製品】
(1) JP1/PFM - Manager 09-10-11以降
【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
(2) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
(3) Windows Server 2016 Standard/Datacenter
(4) Windows Server 2019 Standard/Datacenter
(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
(6) Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)
(7) Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)
(8) AIX V6
(9) AIX V7
【サービステンプレート実行システム内前提製品の使用条件】
(1) JP1/PFM - Managerが起動していること。
(2) JP1/PFMでプロダクト名表示機能が有効になっていること。
(3) JP1/PFMのjpctoolコマンドの使用条件を満たしていること。
注意事項
(1) このサービスは,同一サーバに対して複数同時に実行できません。
(2) このサービスでは,PFM管理サーバ上でjpctoolコマンドを実行します。そのため,サービス実行中にPFM管理サーバ上でjpctoolコマンドを実行しないでください。同様に,PFM管理サーバ上で,jpctoolコマンドを実行中の場合は,このサービスを実行しないでください。
(3) UNIX環境に対してこのサービスを実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。
(4) リモートおよびローカルに指定するファイル名が既に存在する場合,既存のファイルを上書きします。また,リモート側のファイルは削除します。そのため,指定したファイル名に誤りがないか,十分に確認してください。
(5) リモートに指定したパスのフォルダが存在しない場合は,そのフォルダを作成します。作成したフォルダは削除せずに残ります。定期的に使用しない場合は削除してください。
バージョン
02.00.00
タグ
Gather JP1 information,PFM
プロパティ一覧
プロパティに設定されているプロパティグループの一覧を次に示します。
プロパティグループ |
説明 |
初期表示 |
---|---|---|
監視システム環境情報 |
PFM管理サーバの環境情報を指定してください。 |
表示されます。 |
アラーム一覧取得情報 |
取得するアラーム一覧に関する情報を指定してください。 |
表示されます。 |
[サービス設定]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。
- (凡例)
-
○:プロパティの指定は必須です。
△:プロパティの指定は省略可能です。ただし,ほかのプロパティの指定内容によっては,指定が必須になります。各プロパティの「説明」を確認してください。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
入出力種別 |
共有設定 |
必須区分 |
プロパティグループ |
---|---|---|---|---|---|---|
jp1pfm.pfmHostName |
PFM管理サーバのホスト名 |
JP1/PFM - Managerがインストールされたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。クラスタ構成の場合は,実行系サーバの物理ホストまたは論理ホストを指定してください。 |
入力 |
無効 |
○ |
監視システム環境情報 |
jp1pfm.reportOutputFileNameRemote |
出力ファイル名(リモート) |
アラーム情報一覧をPFM管理サーバに出力する際の一時ファイル名をフルパスで指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの一覧を次に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
入出力種別 |
共有設定 |
必須区分 |
プロパティグループ |
---|---|---|---|---|---|---|
jp1pfm.serviceKey |
サービスキー |
アラーム情報一覧を取得するサービスキーを指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
jp1pfm.reportOutputFileNameLocal |
出力ファイル名(ローカル) |
アラーム情報一覧を取得するファイル名をフルパスで指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
[サービス設定]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。
プロパティキー |
入力可能文字 |
---|---|
jp1pfm.pfmHostName |
255文字以内の半角英数字および「.」,「-」。 |
jp1pfm.reportOutputFileNameRemote |
256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」,「`」および末尾の「¥」,「/」を除く。 |
[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示されるプロパティの入力制限を次に示します。
プロパティキー |
入力可能文字 |
---|---|
jp1pfm.serviceKey |
2文字以上16文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「"」,「`」を除く。 |
jp1pfm.reportOutputFileNameLocal |
256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」および末尾の「¥」,「/」を除く。 |
フロー仕様詳細
フロー仕様詳細を次の表に示します。
階層 |
[タスク詳細]画面での表示名 |
ステップ名 |
部品 |
||
---|---|---|---|---|---|
部品名 |
説明 |
エラー時の回復方法 |
|||
1 |
アラームテーブル一覧取得 |
アラームテーブル一覧取得 |
アラームテーブル名一覧取得(JP1/PFM - RM) |
アラームテーブルの一覧を取得します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |
2 |
ファイル転送 |
ファイル転送 |
ファイル転送部品 |
一覧を転送します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |
3 |
一時ファイル削除 |
一時ファイル削除 |
ファイル削除 |
一時ファイルを削除します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |