6.1 部品とは
部品とは,実行する処理を定義したものです。
JP1/AOで扱う部品は基本部品,リリース部品,開発部品の3つに分類できます。[Service Builder Edit]画面の[フロー]タブの[コンポーネント]エリアでは,基本部品とリリース部品が[リリース]タブに,開発部品が[開発]タブに表示されます。
また,便宜的に,これらの部品は提供元によって「基本部品」と「コンテンツ部品」に分類されています。詳細はマニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンスの「サービステンプレートと部品の種類」のトピックを参照してください。
- ヒント
[Service Builder Edit]画面の[フロー]タブの[コンポーネント]エリアには[サービス]タブもあり,サービス部品が表示されます。サービス部品とは,[フロー]エリアにステップとして配置できるリリースサービステンプレートのことです。そのため,サービス部品は,マニュアルで説明する「部品」には含まれません。
種別 |
説明 |
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基本部品 |
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コンテンツ部品 |
リリース部品 |
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開発部品 |
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部品では,例えば次のことができます。
メールの通知やフローの繰り返し処理をする
JP1/AOサーバと任意のリモートホストとの間でファイルやフォルダを転送する
任意のリモートホストに接続してコマンドやスクリプトを実行する
また,JP1/AOでは,コンテンツ部品として,ユーザー独自の部品を作成できます。任意のリモートホストに接続してコマンドやスクリプトを実行する部品を作成して,サービステンプレートに組み込むことができます。
コンテンツ部品を実行する場合,操作対象の機器のOSがWindowsの場合はWMIを,UNIXの場合はSSHを使用して操作対象の機器に接続します。なお,基本部品については,マニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンスの基本部品についてのトピックを参照してください。