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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


3.6.6 ステッププロパティをサービスプロパティに昇格する手順

ステッププロパティをサービスプロパティに昇格すると,[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブに表示され,サービスプロパティとして編集できるようになります。サービスプロパティの詳細については,「4.2.1 サービスプロパティとは」を参照してください。

ステップの入力プロパティをサービスプロパティに昇格すると,[サービス設定]画面および[サービス実行]画面に表示され,サービスの作成時や実行時に値を入力できるようになります。

ステップの出力プロパティをサービスプロパティに昇格すると,サービスの実行後に[タスク詳細]画面の[出力]エリアから出力プロパティの値を確認できるようになります。

ステッププロパティをサービスプロパティに昇格するには:

  1. [Service Builder Edit]画面の[フロー]タブの[フロー]エリアで,ステップを選択します。

  2. [ステッププロパティ]エリアの入力プロパティまたは出力プロパティのアイコンをクリックし,サービスプロパティに昇格したいステッププロパティ列の[サービスプロパティ]のチェックボックスをオンにします。

    図3‒16 [ステッププロパティ]エリア

    [図データ]

    ヒント

    サービス部品を使用したステップを選択している場合,[サービスプロパティ]のチェックボックスは変更できません。

    また,次の部品を使用したステップのプロパティはサービスプロパティに昇格できないため,[サービスプロパティ]のチェックボックスは表示されません。

    • 階層フロー部品

    • 実行間隔制御部品

    • 戻り値判定分岐部品

    • 異常終了部品

操作結果

ステッププロパティがサービスプロパティに昇格し,[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブに表示されます。