2.3.2 サービスリソースファイルの形式
サービスリソースファイルは,JP1/AOの操作画面で表示する項目を定義したファイルです。サービスリソースファイルの形式を次に示します。なお,サービスリソースファイルの定義内容は,設定する表示項目の種類によって異なります。それぞれの定義内容については,「2.3.3 サービスリソースファイルの定義内容」を参照してください。
サービスリソースファイルのファイル名は「service_言語コード.properties.txt」です。
言語コードには,ISO-639で定義されている2桁の英小文字(ja,en,zh)が指定できます。
「プロパティキー 区切り文字 設定値」の形式で記述してください。区切り文字には「=」,「:」,「\t」,または半角スペースを使用できます。
プロパティキーと設定値は1行に1つ記述してください。
プロパティキーに記述できる文字を次に示します。
半角英数字
半角ハイフン「-」
半角アンダーライン「_」
半角ピリオド「.」
使用できる文字セットはUTF-8です。
同じプロパティキーに対する定義を複数記述した場合は,あとに記述した内容が有効になります。
先頭に「#」を付けた行はコメントになります。
大文字と小文字は区別します。
指定する文字列に「\」が含まれる場合は,「\\」と記述してください。
半角スペースだけの行は無視されます。
サービスリソースファイルのそれぞれの行で,最初の半角スペース以外の文字から最初の区切り文字の直前までがプロパティキーとして扱われます。
サービスリソースファイルのそれぞれの行で,プロパティキーの後ろの区切り文字の直後にある,区切り文字以外の文字から行末までが設定値として扱われます。
例えば,次のように指定した場合,「abc」がプロパティキー,「c」が設定値として扱われます。
abc\t\tc
ただし,最初の区切り文字の直後に「=」または「:」が含まれる場合,その直後にある半角スペースまたは「\t」以外の文字から行末までが設定値として扱われます。
例えば,次のように指定した場合,「abc」がプロパティキー,「=\tc」が設定値として扱われます。
abc\t=\t=\tc
サロゲートペア文字は使用できません。