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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


2.3.3 サービスリソースファイルの定義内容

サービスリソースファイルの定義内容は,設定する表示項目の種類によって異なります。それぞれの定義内容を次に示します。

[サービス定義編集]ダイアログボックスの項目を設定する場合

[サービス定義編集]ダイアログボックスのサービステンプレート名や説明などを設定したい場合に定義します。次の形式で記述してください。

プロパティキー 区切り文字 設定値

例えば,「service.displayName=テスト用サービス」のように記述してください。

ステップの表示項目を設定する場合

ステップ名および説明を設定したい場合に定義します。ステップ名および説明は,サービスを実行したとき,[タスク]画面の[フロー]エリアに表示されます。

ステップ名を設定する場合

サービステンプレート内のステップ名を設定する場合の形式を次に示します。

dnajob.ステップID.displayName 区切り文字 設定値

例えば,「dnajob.teststep.displayName=テスト用ステップ」のように記述してください。

ステップの説明を設定する場合

ステップの説明を設定する場合の形式を次に示します。

dnajob.ステップID.comment 区切り文字 設定値

例えば,「dnajob.teststep.comment=テスト用のステップです」のように記述してください。

フロー内の最上位の階層にないステップの表示項目を設定する場合

フロー内の最上位の階層のステップIDから,設定したいステップのステップIDまでを「/」(スラッシュ)で連結して指定します。

例えば,次の図のStepFのリソースを設定したい場合は,最上位の階層にあるStepBと,StepFのステップIDを連結します。StepIのリソースを設定したい場合は,StepB,StepG,およびStepIのステップIDを連結します。

図2‒8 StepFとStepIのリソースを設定する例

[図データ]

StepFとStepIのリソースを設定する場合の記述例を次に示します。

dnajob.StepB/StepF.displayName=ステップF
dnajob.StepB/StepF.comment=ステップFの説明
dnajob.StepB/StepG/StepI.displayName=ステップI
dnajob.StepB/StepG/StepI.comment=ステップIの説明