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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


4.16.1 JSON形式のプロパティファイルの形式について

JSON形式のプロパティファイルの形式を次に示します。

JSON形式のプロパティファイルの定義不正になる項目とインポート時の処理内容を次に示します。定義不正のプロパティファイルをインポートすると,プロパティ値が反映されなかったり,エラーとなったりする場合があります。

表4‒10 プロパティファイルの定義不正になる項目とインポート時の処理内容(JSON形式の場合)

定義不正になる項目

[サービス設定]画面または[サービス実行]画面からのインポート

[Service Builder Debug]画面からのインポート

submittaskコマンドからのインポート

プロパティファイルに定義できるプロパティの数の上限が,ユーザー設定プロパティファイル(config_user.properties)に指定した個数を超えている

×

インポートするサービスに存在しないプロパティが定義されている

× ※1

同じプロパティキーに対する定義が複数記述されている

※2

※2

×

「keyName」の長さが制限値を超えている

×

プロパティに妥当でない値(データ型や制約条件を満たしていないプロパティ値)が定義されている

※3

×

(凡例)

○:プロパティ値が反映されます。 △:プロパティ値が反映されないで処理がスキップされます。 ×:エラーとなります。

注※1

可視性が「設定画面のみ」のプロパティをインポートしようとするとエラーとなります。

注※2

同じプロパティキーに対する定義を複数記述した場合は,あとに記述した内容が有効になります。

注※3

データ型がlist型またはboolean型のプロパティに,操作画面から設定できない値が定義されている場合は,空の値が反映されます。