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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


1.6.6 タスクの分類と生成契機

タスクは,サービス実行時に指定したスケジュール種別に従って次のように分類されます。

表1‒5 タスクの分類

項番

タスクの分類

説明

1

即時実行タスク

サービス実行時に即時実行を指定した場合に生成されます。サービス実行操作に伴って1つのタスクが生成され,即時に実行されます。

2

指定日時実行タスク

サービス実行時に指定日時実行を指定した場合に生成されます。サービス実行操作に伴って1つのタスクが生成され,指定した日時になると1回だけ実行されます。

生成されてから実行されるまでの間は,タスクの状態は「待機中」となります。

3

定期実行タスク

サービス実行時に定期実行を指定した場合に生成されます。サービス実行操作に伴ってまず1つのタスクが生成され,指定した日時になると実行されます。また,1つ目のタスクが実行されたタイミングで次に実行されるタスクが生成され,指定した定期実行のスケジュールに基づいて実行および次に実行されるタスクの生成が繰り返されます。

生成されてから実行されるまでの間は,タスクの状態は「待機中」となります。

タスクの生成契機について,次に示します。

表1‒6 タスクの生成契機

項番

サービスのスケジュール種別

生成するタスク

タスクの生成契機

説明

1

即時実行

即時実行タスク

サービスの実行操作時

サービスの実行操作時にタスクが生成されます。

2

指定日時実行

指定日時実行タスク

3

定期実行

定期実行タスク

(初回のタスク)

4

定期実行タスク

(次回のタスク)

タスクの実行時

タスクの実行時に,次のタスクが生成されます。

スケジュールキャンセル操作をするまで,指定した定期実行のスケジュールでタスクの実行および次に実行されるタスクの生成が繰り返されます。