Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 構築ガイド 


6.6 JP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールする手順(Linuxのクラスタシステムの場合)

クラスタシステムの場合は,実行系サーバおよび待機系サーバの両方にJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールする必要があります。

上書きまたはバージョンアップインストールは次の流れで進めます。

表6‒3 上書きまたはバージョンアップインストールの流れ(Linuxのクラスタシステムの場合)

作業

作業の要否

参照先

1

事前作業を行います。

必須

6.6.1 上書きまたはバージョンアップインストールの事前作業(Linux)

2

上書きまたはバージョンアップインストール前にリソースを設定します。

必須

6.6.2 上書きまたはバージョンアップインストール前にリソースを設定する手順(Linux)

3

実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールします。

必須

6.6.3 実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールする手順(Linux)

4

待機系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールします。

必須

6.6.4 待機系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールする手順(Linux)

5

リソースの設定を変更します。

必須

6.6.5 リソースの設定を変更する手順(Linux)

6

バージョン11-10より前のJP1/AOで構築されたクラスタ環境からバージョンアップインストールする場合,クラスタソフトでリソースの登録およびリソースグループを設定します。

必須

5.3.7 クラスタソフトでリソースの登録およびリソースグループの設定をする手順(Linuxの場合)

7

バージョン11-10より前から11-10以降のJP1/AOへバージョンアップインストールした後に, JP1/Baseを使用しない場合は, JP1/Base をアンインストールします。

任意

マニュアルJP1/Base 運用ガイド-「インストールとセットアップ」のトピック

8

JP1/AJS3と共存する環境で,バージョン11-10より前のJP1/AOからバージョンアップインストールする際は,次の作業を行います。

  • JP1/AJS3のスケジューラーサービスおよび組み込みDB の削除

  • JP1/AJS3の実行エージェントの変更および削除

  • JP1/AJS3 - Managerのアンインストール

必須

6.4.3 バージョンアップインストールの事後作業(JP1/AJS3と共存している環境の場合)

付録A.3 JP1/AJS3のスケジューラーサービスおよび組み込みDBの操作に必要な情報

〈この節の構成〉