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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 導入・設計ガイド 


1.3.1 運用時の操作手順

JP1製品を対象にしたテンプレート「監視設定追加」を使用した際の操作手順を紹介します。この操作には,Webブラウザーを使用します。

図1‒4 運用時の操作手順

[図データ]

  1. 監視対象を追加する際に必要なファイルをJP1/AOシステム上に準備します。

    「監視設定追加」の場合,JP1/PFMの監視対象定義ファイルを用意します。また,必要に応じて,エージェント階層定義ファイルやアプリケーション定義ファイルなどを準備します。

  2. 「監視設定追加」のテンプレートに必要な情報を設定します。

    PFM管理サーバ,PFM - RMサーバ,NNMサーバ,監視対象サーバのホスト名,監視対象として追加する仮想サーバ2台分のIPアドレスなどを設定します。必要に応じて,スケジュール種別(実行日時や繰り返し間隔)も指定できます。

  3. テンプレートで定義した運用手順を実行します。

    目的の運用手順が自動処理されます。

    2台の仮想サーバをJP1/PFM,およびJP1/Cm2/NNM(またはJP1/Cm2/NNMi)の監視対象として追加する操作が,自動処理されます。また,操作1で用意したファイルが,PFM管理サーバに自動で転送されます。

  4. 自動処理の結果を一覧画面で確認します。

    JP1/AOの画面に[正常終了]と表示されていれば,自動処理は成功です。

    [失敗]と表示されている場合,自動処理は失敗です。処理結果を確認するログを出力し,要因を取り除いたあと,処理を再実行できます。