1.3 JP1/AOの適用例
JP1/AOは運用手順を自動化します。JP1製品だけではなく，Windows，UNIXといったOSを対象にした操作も自動化の対象となります。ここでは，JP1製品を対象にしたテンプレート「監視設定追加」を例に紹介します。
|
![[図データ]](GRAPHICS/F0000021.GIF)
JP1/AOシステム
IT運用自動化サーバ
運用手順を自動化するサーバです。JP1/AOとその前提製品がインストールされています。
Webブラウザー
Webブラウザーを使用してJP1/AOを操作するための端末です。運用手順の自動化を実行するオペレーターが操作します。
自動化の対象となるシステム
PFM管理サーバ
PFM - RMサーバから受信した稼働情報を集計し，JP1/PFMの監視画面に表示するサーバです。JP1/PFM - ManagerおよびJP1/PFM - WebConsoleがインストールされています。
PFM - RMサーバ
監視対象の稼働情報を収集し，PFM管理サーバに送信するサーバです。JP1/PFM - RM for PlatformおよびJP1/PFM - Baseがインストールされています。
NNMサーバ
マルチベンダーネットワークを一元管理するサーバです。JP1/Cm2/NNMまたはJP1/Cm2/NNMiがインストールされています。
監視対象サーバ
JP1/PFM，およびJP1/Cm2/NNM（またはJP1/Cm2/NNMi）に監視対象として追加したいサーバです。この図では，ESX Server上の仮想サーバ2台を想定します。
- 〈この節の構成〉