Hitachi

JP1 Version 12 IT 運用自動化 基本ガイド


3.5.2 サービステンプレートの動作を確認できる状態にする(ビルド)

サービステンプレートを選択してビルドすると,サービステンプレートパッケージが作成され,JP1/AOサーバにインポートされます。ビルドしたサービステンプレートは,デバッグしたり,運用テストしたりできる状態になります。

注意

フロー内にステップとして配置されている状態で,部品の定義を編集すると,ステップに定義したマッピング設定とステッププロパティに不整合が生じるおそれがあります。不整合が生じると,ビルド時にエラーとなります。その場合は,プロパティの設定や部品の配置をやり直して,不整合を解消してください。

前提条件

操作手順

  1. [デバッグ]ボタンをクリックします。

  2. 確認のダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックします。

  3. ビルドの結果を確認します。

    [図データ]

    なお,ビルド時にエラーが発生した場合は,エラー原因とフローの修正を促すメッセージが通知され,[Service Builder Edit]画面の右上に[エラー]ボタンが表示されます。メッセージを閉じたあとも,[エラー]ボタンをクリックすればメッセージを参照できます。このボタンは,[Service Builder Edit]画面を閉じるまで表示されます。

    対象のサービステンプレートがほかのユーザーによって,すでにリリースされていた場合や削除されていた場合はエラーとなり,ビルドに失敗します。

操作結果

サービステンプレートがビルドされます。

次の作業

サービステンプレートがビルドできたら,次は

[デバッグ実行]

ボタンでデバッグします。