6.2.1　ログの種類

(a)　ファイルパス

• ジョブ定義プログラムの稼働ファイル

  %ALLUsersProfile%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJED\log\dhajed_information[x].log

  %AllUsersProfile%は，Windowsの環境変数（全OSユーザ共通のデータ保存フォルダ）を示します。

  [x]は面数の番号を示し，1から保存世代数までの値（保存世代数が3の場合は，1〜3）

• ジョブ実行プログラムの稼働ファイル

  1. Windowsの場合

     %ALLUsersProfile%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJEE\log\dhajee_information[x].log

     %AllUsersProfile%は，Windowsの環境変数（全OSユーザ共通のデータ保存フォルダ）を示します。

  2. Linuxの場合

     /var/opt/jp1dh/aje/ajee/log/dhajee_information[x].log

     [x]は面数の番号を示し，1から保存世代数までの値（保存世代数が3の場合は，1〜3）

     補足説明 ジョブ実行プログラムおよびジョブ定義プログラムの環境設定ファイルではLogOutDirを変更している場合，ログファイルはLogOutDirで指定したフォルダの下に作成されます。詳細は「3.3.1(1)　ジョブ定義プログラム環境設定ファイル」または「3.3.2(1)　ジョブ実行プログラム環境設定ファイル」を参照してください。

(b)　出力情報

稼働ログには，次の情報が出力されます。

表6‒1　稼働ログに出力される内容

出力項目	桁数	出力内容
番号	固定長（4桁）	トレースレコードの通番
日付	固定長（10桁）	出力時のシステム日付 yyyy/mm/dd
時刻	固定長（12桁）	出力時のシステム時刻 hh:mm:ss.sss
AP名	固定長（16桁）	JP1/DH - AJE
プロセスID	固定長（8桁）	プロセスID フォーマット：int値を16進数に変換して表示
スレッドID	固定長（8桁）	スレッドID フォーマット：int値を16進数に変換して表示
メッセージID	固定長（16桁）	KDJHnnnn-Z K：システム識別子 DJH：JP1/DHを示す識別子 nnnn：メッセージの番号 Z：メッセージの種類 E：エラー W：警告 I：通知
種別	固定長（5桁）	ログレベル フォーマット：ERR,WARN,INFO 出力内容 ERRの場合：ERRのみ WARNの場合：ERR,WARN INFOの場合：ERR,WARN,INFO
メッセージテキスト	可変長	JP1/DH - AJEのメッセージ

また，ログ出力開始時に，次のヘッダを出力します。