9.2.1 データ送受信コマンドのインストール(Windowsの場合)
データ送受信コマンドを,OSがWindowsの環境で使用する場合のインストール手順について,説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 実行ファイルのコピー(Windowsの場合)
インストールの前に,データ送受信コマンドを実行するマシン上の任意のフォルダに,データ送受信コマンドの実行ファイル(DWClient.zip)をコピーします。
データ送受信コマンドの実行ファイルは,JP1/DH - Serverのインストール時に,同時にインストールされます。実行ファイルの格納先を次に示します。
- JP1/DH - ServerをWindows環境に構築した場合
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<JP1/DH - Serverのインストール先フォルダ>¥Client¥DWClient.zip
- JP1/DH - ServerをLinux環境に構築した場合
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/opt/jp1dh/server/Client/DWClient.zip
(2) 前提ソフトウェアの確認(Windowsの場合)
(a) 前提OSの確認
「9.1.2 導入のための前提条件」を参照して,データ送受信コマンドをインストールするマシンのソフトウェアが,データ送受信コマンドの前提条件を満たしているかを確認します。
(b) JREの確認
JREがインストールされていることを確認します。
なお,Windows 8.1を使用している場合,次の手順で[スタート]メニューから実行する操作は,[スタート]画面を右クリックして[すべてのアプリ]を開いて実行してください。
Windows 7での確認手順を次に示します。
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Windowsのスタートメニューから,[コントロール パネル]を選択します。
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[プログラム]をクリックします。
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[プログラムと機能]をクリックします。
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JREが「9.1.2 導入のための前提条件」に記載された前提条件を満たしているかを確認します。
JREがインストールされてない場合,または前提条件を満たしていない場合は,前提条件のバージョンのJREをインストールしてください。
(3) JREのインストール(Windowsの場合)
JREがインストールされてない場合,または前提条件を満たしていない場合に,JREをインストールします。
- 重要
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JP1/DH - Serverと同じマシン上でデータ送受信コマンドを実行する場合は,JREのインストールは不要です。
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JREのインストールファイルを,次のWebサイトからダウンロードします。
URL:http://www.java.com/ja/download/(2016年11月現在)
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ダウンロードしたインストールファイルを実行します。
以降は,画面の指示に従ってインストール作業を進めてください。
(4) 環境変数の設定(Windowsの場合)
データ送受信コマンドで使用するJREのインストールフォルダを,環境変数に指定します。
環境変数の設定は,システムに複数バージョンのJREがインストールされている場合で,システムの標準JREが「9.1.2 導入のための前提条件」を満たしていない場合にだけ実施します。なお,JREのバージョン情報は,コマンドプロンプトで「java -version」を実行すると確認できます。
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Windowsのスタートメニューから[コンピューター]を右クリックし,[プロパティ]を選択します。
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[システムの詳細設定]を選択します。
[システムのプロパティ]ウィンドウが開きます。
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[詳細設定]タブで[環境変数]ボタンをクリックします。
[環境変数]ダイアログが表示されます。
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「Windowsのユーザー名のユーザー環境変数」,または「システム環境変数」の[新規]ボタンをクリックします。
[新しいユーザー変数]または[新しいシステム変数]ダイアログが表示されます、
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「変数名」に「DW_CMD_JRE_HOME」,「変数値」にJREのインストールフォルダのパスを入力し,[OK]ボタンをクリックします。
環境変数が追加されます。
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[OK]ボタンをクリックして,環境変数の設定を終了します。
- 重要
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JP1/DH - Serverをインストールしたマシンと同じマシン上で,データ送受信コマンドを実行する場合は,「変数値」にはJP1/DH - Serverに同梱されたJREのパスを指定してください。JREの格納先パスを次に示します。
<JP1/DH - Serverのインストール先フォルダ>\uCPSB\jdk\jre
(5) インストール(Windowsの場合)
データ送受信コマンドのインストール手順を,次に示します。
なお,インストールを実行するユーザには,データ送受信コマンドのインストールフォルダ,および実行ユーザのテンポラリフォルダへの書き込み権限が必要です。
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実行ファイルDWClient.zipを,解凍します。
DWClientフォルダが作成されます。
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DWClientフォルダを任意のフォルダへ移動します。