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JP1 Version 11 JP1/File Transmission Server -全銀TCP


4.3.1 ファイル伝送の状態履歴を表示する

伝送状態履歴の表示方法について説明します。

  1. スーパーユーザーで,ztshowコマンドを実行する。

    伝送履歴すべてを一覧表示する場合:

    ztshow

    通番を指定して履歴の詳細を表示する場合:

    -sオプションで通番を指定します。

    ztshow△1-s△0通番(10進数9桁)

    指定した伝送履歴の詳細情報を表示します。

    局種別を指定して表示する場合:

    -kオプションで局種別を指定します。

    ztshow△1-k△0局種別(発信:1,着信:2

    指定した局種別の伝送履歴を表示します。

    伝送状態を指定して表示する場合:

    -jオプションで伝送状態を指定します。

    ztshow△1-j△0伝送状態(正常:n,異常:a,伝送中:w,登録中:q,取消:d

    指定した状態の伝送履歴を表示します。

    ファイル伝送開始日時を指定して表示する場合:

    -tオプションでファイル伝送の開始日時を指定します。

    ztshow△1-t△0開始日時(YYYY:MM:DD:hh:mm:ss)

    指定した日時以降の伝送履歴を表示します。

    ファイル伝送終了日時を指定して表示する場合:

    -eオプションでファイル伝送の終了日時を指定します。

    ztshow△1-e△0終了日時(YYYY:MM:DD:hh:mm:ss)

    指定した日時以前の伝送履歴を表示します。

    相手局ラベルを指定して表示する場合:

    -hオプションで相手局ラベル名を指定します。

    ztshow△1-h△0相手局ラベル名(1〜32バイトの文字列)

    指定した相手局ラベルとの伝送履歴を表示します。

ztshowコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「ztshow−状態履歴の表示−」を参照してください。

補足事項

ファイル伝送中または伝送要求の登録中に発生した障害などによって,「伝送中」や「登録中」のまま履歴に残ってしまった場合,その表示を初期化することができます。ただし,伝送履歴そのものを削除するものではありません。詳細については,「7. コマンド」の「ztstart−伝送サーバの起動−」を参照してください。