付録H 用語解説
(英字)
(カ行)
(サ行)
- サイクル管理
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同一属性のファイルを,サイクル番号と呼ばれる番号を使って伝送順(昇順)を管理する機能です。
あるファイルをある相手局との間でやり取りする場合,伝送データを一意に識別するため伝送要求ごとにサイクル番号を与え,伝送順を保証します。サイクル管理をするファイルは,ファイル情報定義で実ファイルおよび伝送ファイル名にカウントアップするサイクル番号の上限値(1〜99)を設定しておくと,その上限値に達するまで伝送ごとにサイクル番号をカウントアップします。
- サイクル番号
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ファイルをサイクル管理する場合,JP1/全銀TCPが伝送ごとに,自動的に与える管理番号のことです。伝送情報定義で,該当ファイルの伝送ファイル名のあとにカウントアップするサイクル番号の上限値(1〜99)を設定しておくことで,その値に達するまでサイクル番号で伝送順が管理されます。なお,サイクル番号を日単位で管理したい場合は,ztresetコマンドを使って日付ごとにサイクル番号の管理情報を初期化します。
- 全銀協標準通信プロトコル−TCP/IP手順−
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1997(平成9)年3月に,全国銀行協会連合会(現全国銀行協会)が企業−銀行間の電子データ交換に使用する新たな標準通信プロトコルとして制定した国内標準の電子データ用通信プロトコルです。