4.1.2 伝送サーバを停止する
伝送サーバの停止方法には,ztstopコマンドを使って手動で停止させる方法と,OSの終了時に自動停止させる方法の2とおりがあります。
- 〈この項の構成〉
(1) ztstopコマンドによる停止方法
-
スーパーユーザーでztstopコマンドを実行する。
ztstopコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「ztstop−伝送サーバの停止−」を参照してください。
(2) 自動停止方法
伝送サーバを自動停止させる場合は,次の設定が必要です。
- HP-UX,RHEL 6の場合
-
インストール後は,OSの終了時に伝送サーバを自動停止するように設定されています。終了処理をカスタマイズしたい場合は,/etc/opt/jp1_ztc/stop.modelを参考にして作成したシェルを/etc/opt/jp1_ztc/stopと置き換えてください。
- RHEL 7の場合
-
インストール後は,OSの終了時に伝送サーバを自動停止するように設定されています。終了処理をカスタマイズしたい場合は,/etc/opt/jp1_ztc/jp1ztcd.stop.modelを参考にして作成したシェルを/etc/opt/jp1_ztc/jp1ztcd.stopと置き換えてください。なお,自動停止をしない設定には変更できません。自動停止をしない設定に変更した場合,ztstopコマンドでの停止もできなくなります。
- AIXの場合
-
/etc/rc.shutdownファイルをエディターなどで開き,次の4行を追加してください。
if [ -x /etc/opt/jp1_ztc/stop ] then /etc/opt/jp1_ztc/stop fi
/etc/rc.shutdownファイルがない場合は作成してください。また,作成する際に/etc/rc.shutdownファイルの属性を次のように設定してください。
chmod 550 /etc/rc.shutdown chown root /etc/rc.shutdown chgrp shutdown /etc/rc.shutdown
終了処理をカスタマイズしたい場合は,/etc/opt/jp1_ztc/stop.modelを参考にして作成したシェルを/etc/opt/jp1_ztc/stopと置き換えてください。