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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


付録B JP1/AJS以外のジョブスケジューラから起動する場合【UNIX限定】

実行環境でJP1/AJS以外のジョブスケジューラを使用してJP1/Advanced Shellのバッチジョブを起動する方法について説明します。

なお,JP1/AJS以外のジョブスケジューラでのバッチジョブ業務の自動化の詳細についてはジョブスケジューラのマニュアルを参照してください。

JP1/Advanced ShellはJP1/AJSからバッチジョブを起動すると,adshexecコマンドのプロセス,および子孫プロセスは,異なるプロセスグループで実行します。これはJP1/Advanced Shellの多くの機能がJP1/AJSと連携しているためです。

図B‒1 JP1/AJSから起動した時のプロセスグループ

[図データ]

一方,JP1/AJS以外のジョブスケジューラから起動した場合は,adshexecコマンドのプロセス,および子孫プロセスは,同じプロセスグループで実行します。

図B‒2 JP1/AJS以外のジョブスケジューラから起動した時のプロセスグループ

[図データ]

これによって,JP1/AJS以外のジョブスケジューラから起動した場合も強制終了でジョブを即時終了できます。ただし,JP1/AJSと連携が必要なJP1/Advanced Shellの一部の機能については使用できません。詳細は「付録B.3 JP1/AJS以外のジョブスケジューラから起動する際の注意事項」を参照してください。

〈この節の構成〉