8.1 コマンドの記述形式
シェル運用コマンドとUNIX互換コマンドの記述形式を次に示します。
△0コマンド名[△1オプション]…[△1オプション][△1オペランド]
コマンド名の後ろは,最初にオプションを指定し,次にオペランドを指定します。オペランドとは,オプション名とオプション値のほかにコマンドに指定できる引数のことです。オプションの前にオペランドを指定した場合は,指定内容をすべてオペランドとして処理します。
オプションを複数指定する場合,指定順序は任意です。
不当なオプション,または指定できる範囲外のオプション値を指定した場合,エラーとなります。
オプション名にマルチバイト文字は使用できません。
コマンドでのファイルのパス名の指定については,「8.1.3 ファイルのパス名」を参照してください。
端末から標準入力へキーボード入力をするコマンドを実行する場合,入力を完了するには次の操作をしてください。
- EOFまで入力する場合
WindowsではEnterを入力後にCtrl+Zを入力して,さらにEnterを入力します。
UNIXではCtrl+Dを入力します。
- 1行入力する場合
Enterを入力します。