7.3.14 COMPATIBLE_CMDSUBパラメーター(コマンド置換の動作を定義する)【UNIX限定】
形式
#-adsh_conf COMPATIBLE_CMDSUB V10
機能
このパラメーターは互換性維持を目的としています。次の条件を満たすユーザーは定義が必要かどうか検討してください。
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JP1/Advanced Shellを11-00より前から使用し,11-00以降にバージョンアップした。
オペランド
- V10
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PIPE_CMD_LASTパラメーターにCURRENTを指定した場合,パイプの最終コマンドをカレントプロセスで実行します。また,データの受け渡しのために一時ファイルを使用します。
注意事項
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システム環境ファイルとジョブ環境ファイルの両方にこのパラメーターが定義されていた場合,ジョブ環境ファイルでの定義が有効になります。
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このパラメーターを同一の環境ファイルで同一のホストに対して複数定義した場合,パラメーターエラーとなります。
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次のすべての条件が重なった命令を記述すると,コマンド置換の実行結果を正しく得ることができない場合があります。
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COMPATIBLE_CMDSUBパラメーターを指定している。
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PIPE_CMD_LASTパラメーターに CURRENTを指定している。
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コマンド置換処理の中でパイプを使用している。
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パイプでつながれた最後のコマンドをバックグラウンド実行している(例:`cmd1 | { cmd2, cmd3 & }`)。
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