3.7.4 複数のOR条件でジョブ定義スクリプト稼働実績情報を出力する
adshevtoutコマンドは,引数に指定されたすべての条件を満たすジョブのジョブ定義スクリプト稼働実績情報を出力します。
複数の条件のどれかの条件に合致する情報を出力したい場合,ORとなる各条件の数だけadshevtoutコマンドを実行して,ジョブ定義スクリプト稼働実績情報を1つのCSVファイルに連結して出力します。
次の例ではジョブ定義スクリプト稼働実績情報を「outfile」ファイルへ連結して出力します。
adshevtout -d > outfile adshevtout -t 条件1を指定するオプション >> outfile adshevtout -t 条件2を指定するオプション >> outfile ……… adshevtout -t 条件nを指定するオプション >> outfile
1回目のadshevtoutコマンドで,ヘッダ行だけを出力する(-dの指定でジョブ定義スクリプト稼働実績情報を出力しない)。
2回目のadshevtoutコマンドで,ヘッダ行の出力なし(-tの指定)で,条件1に該当するジョブの稼働実績情報を追加出力する。
3回目のadshevtoutコマンドで,ヘッダ行の出力なし(-tの指定)で,条件2に該当するジョブの稼働実績情報を追加出力する。
n+1回目のadshevtoutコマンドで,ヘッダ行の出力なし(-tの指定)で,条件nに該当するジョブの稼働実績情報を追加出力する。
このようにadshevtoutコマンドを実行することで,複数のor条件に一致する稼働実績情報を出力できます。