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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


3.5.3 ジョブ実行ログの出力例(子孫ジョブのスプールジョブを削除した場合)

ルートジョブと子孫ジョブを実行した場合の,ジョブ実行ログの出力例を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 例1(ch1.shとch2.shを定義)

次のように,ルートジョブから起動する子孫ジョブch1.shと,ルートジョブのジョブステップ内から起動する子孫ジョブch2.shを定義した場合について説明します。

[図データ]

この場合に標準エラー出力へ出力されるルートジョブのジョブ実行ログについて,構成と出力例を次に示します。

(a) ジョブ実行ログの構成

ジョブ実行ログの構成と,子孫ジョブch1.shとch2.shの実行結果の出力個所を次に示します。ch1.shの実行結果はジョブスコープ内に,ch2.shの実行結果はステップスコープ内に出力されます。

[図データ]

(b) ジョブ実行ログの出力例

ジョブ実行ログの出力例を次に示します。

[図データ]

[図データ]

(2) 例2(child1.sh,child2.sh,grandchild.shを定義)

次のように子孫ジョブchild1.sh,child2.sh,さらに子孫ジョブchild2.shから起動するgrandchild.shを定義した場合について説明します。

[図データ]

この場合に標準エラー出力へ出力されるルートジョブのジョブ実行ログについて,構成と出力例を次に示します。

(a) ジョブ実行ログの構成

ジョブ実行ログの構成と,子孫ジョブchild1.sh,child2.sh,grandchild.shの実行結果の出力個所を次に示します。grandchild.shの実行結果は,子孫ジョブchild2.shの実行結果の中に出力されます。

[図データ]

(b) ジョブ実行ログの出力例

ジョブ実行ログの出力例を次に示します。

[図データ]

[図データ]

[図データ]