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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


2.6.5 子孫ジョブとして起動するファイルを定義する

ジョブ定義スクリプト中にコマンド名としてほかのジョブ定義スクリプトを指定できます。これによって,adshexecコマンドに指定したジョブ定義スクリプトをJP1/Advanced Shellのジョブとして実行できます。次のような場合に有効です。

子孫プロセスとして実行されるジョブ定義スクリプトのうち,特定の環境設定パラメーターによって実行されたジョブを子孫ジョブと呼びます。ルートジョブと子孫ジョブの詳細については,「(1) ルートジョブと子孫ジョブ」を参照してください。ジョブ定義スクリプトを子孫ジョブとして実行する方法については,「3.2.3 ジョブ定義スクリプトを子孫ジョブとして実行する」を参照してください。

ジョブ定義スクリプトファイルを子孫ジョブとして起動させる場合,動作させるファイルの条件を環境ファイルに設定しておきます。環境設定パラメーターの概要を次に示します。

また,CHILDJOB_SHEBANGパラメーターのデフォルト定義に合致するジョブ定義スクリプトファイルを作成すれば,子孫ジョブとして実行されます。

各パラメーターの詳細については,「7. 環境ファイルで設定するパラメーター」を参照してください。

重要

ルートジョブと子孫ジョブを同じ環境ファイルパラメーターで動作させたい場合は,ジョブの実行中に環境変数ADSH_ENVの値や環境ファイルの内容を変更しないでください。