付録E.1 32ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantから64ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantへの移行手順
32ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantから64ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantへの移行について説明します。移行の流れを次の図に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/AJS3 - Definition Assistantの環境設定ファイルのバックアップ
JP1/AJS3 - Definition Assistantの環境設定ファイルのバックアップを行います。
ファイルおよびフォルダ名 |
内容 |
---|---|
DA_Path\conf\ajs2da.conf |
環境設定ファイル |
DA_Path\conf\ssl\rootcer |
ルート証明書格納フォルダ※1 |
DA_Path\conf\ssl\ajsda_nosslhost.conf |
非暗号化通信ホスト設定ファイル※2 |
(2) 32ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantのアンインストール
32ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantをアンインストールします。アンインストールの方法は「3.1.9 アンインストール」を参照してください。
また,アンインストールが終わった後にJP1/AJS3 - Definition Assistantのインストール先フォルダ下のすべてのファイルおよびフォルダを削除してください。
(3) 64ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantのインストール
64ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantをインストールします。インストールの方法は「3.1.1 インストール」を参照してください。
(4) JP1/AJS3 - Definition Assistantの環境設定ファイルのリストア
JP1/AJS3 - Definition Assistantの環境設定ファイルのリストア(回復)を行います。
「(1) JP1/AJS3 - Definition Assistantの環境設定ファイルのバックアップ」でバックアップしたファイルおよびフォルダを次の表に示すリストア先に手動でコピーしてください。
ファイルおよびフォルダ名 |
内容 |
---|---|
DA_Path\conf\ajs2da.conf |
環境設定ファイル |
DA_Path\conf\ssl\rootcer |
ルート証明書格納フォルダ※ |
DA_Path\conf\ssl\ajsda_nosslhost.conf |
非暗号化通信ホスト設定ファイル※ |
(5) 移行時の注意事項
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JP1/AJS3 - Definition Assistantはご使用のExcelのビットによりインストールする形名が異なります。使用されるExcelのビットに対応するJP1/AJS3 - Definition Assistantをインストールしてください。
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32ビット版Excel(Office)から64ビット版Excel(Office)には変更できないため,Excel(Office)のビットを変更する場合は,一度アンインストールしてから64ビット版Excel(Office)をインストールする必要があります。
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xls形式の定義情報管理テンプレートでインポートおよびエクスポート機能は,64ビット版JP1/AJS3 - Definition Assistantでは使用できません。インポートおよびエクスポート機能を使用する場合はxlsm形式の定義情報管理テンプレートに変換してください。なお,xls形式の定義情報管理テンプレートの編集は可能です。
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必要に応じて環境設定パラメーターの設定を見直してください。指定できる環境設定パラメーターについては「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。