8.2.4 クラスタシステムの環境設定の手順(Windows版JP1/AJS3 - Web Console)
JP1/AJS3 - Web Consoleのクラスタシステムの環境設定について説明します。
JP1/AJS3 - Web Consoleのクラスタシステムの環境設定では,実行系と待機系のそれぞれで,「8.2.1 クラスタシステムの環境設定の項目」で説明した項目を定義します。
環境設定の手順を次に示します。
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- 〈この項の構成〉
(1) 実行系での作業
ajswebsetupコマンドを実行して,共有ディスク上に共有ファイル,共有フォルダを作成してください。
次のコマンドを実行します。
ajswebsetup -d 共有フォルダ -m
-dオプションには,共有フォルダと共有ファイルを作成するための,共有ディスク上のフォルダを指定します。共有フォルダとして「指定した共有フォルダ名\jp1ajs3web\」が作成され,ローカルディスク上にある定義ファイルがコピーされます。実行するときは,必ず共有ディスクをマウントした状態にしてください。
ajswebsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド ajswebsetup」を参照してください。
これで実行系での作業は完了です。
(2) 待機系での作業
ajswebsetupコマンドを実行して,JP1/AJS3 - Web Consoleのクラスタ環境をセットアップしてください。
次のコマンドを実行します。
ajswebsetup -d 共有フォルダ -s
-dオプションには,実行系をセットアップしたときに指定した,共有ディスク上のフォルダを指定します。
ajswebsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド ajswebsetup」を参照してください。
これで待機系での作業は完了です。