8.2.5 共通定義情報変更時の作業
クラスタ運用の場合,JP1/Base,JP1/AJS3およびJP1/IMの共通定義情報を各物理ホスト上で一致させる必要があります。実行系の物理ホストでJP1/Base,JP1/AJS3,JP1/IMの設定が完了し,共通定義情報を変更したあと※に次に示すコマンドを実行して,各物理ホスト上の情報を一致させてください。
なお,この操作は,JP1/Base,JP1/AJS3およびJP1/IMすべての製品に影響を与えるので注意してください。
- 実行系
jbsgetcnf -h 論理ホスト名 > 退避ファイル名
- 待機系
jbssetcnf 退避ファイル名
- 注※
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JP1/AJS3を使用している場合に,JP1/Base,JP1/AJS3およびJP1/IMの共通定義情報が更新されるタイミングを次に示します。
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JP1/Baseのjbssetcnfコマンド(環境設定ファイル内の情報をレジストリーに登録するコマンド)で共通定義情報を変更したとき。
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JP1/AJS3の次に示すコマンドで,JP1/AJS3の設定を変更したとき。
・jpqregguestuserコマンド
・jpqreguserコマンド
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JP1/AJS3の次に示すコマンドで,JP1/AJS3のセットアップをしたとき。
・jajs_setupコマンド
・jajs_configコマンド
・jajs_setup_clusterコマンド
・ajsembdbsetupコマンド
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JP1/AJS2の[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイアログボックスで,設定を変更したとき。
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JP1/Power Monitorのjaomajs2confsetコマンド(JP1/AJS3と連携して,JP1/AJS3でホストの電源を制御する場合に必要な環境を設定するコマンド)で,JP1/AJS3との連携を設定したとき。
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