付録B.11 ファイルサイズの制限値
Windows版のJP1/AJS3では,環境設定パラメーターLARGEFILEUSEを有効にした場合,次に示すファイルにラージファイル(2ギガバイト以上のファイル)を使用できるようになります。
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ファイル監視ジョブの監視対象ファイル
次に示すファイルについては,環境設定パラメーターLARGEFILEUSEの設定状況にかかわらず,ラージファイルを使用できます。
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判定ジョブの判定条件に使用するファイル
バージョン11-00以降の,Linux版,HP-UX版,AIX版,およびSolaris版のJP1/AJS3では,次に示すファイルにラージファイルを使用できます。環境設定パラメーターLARGEFILEUSEは,設定状況にかかわらず,常に「yes」として動作します。
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ファイル監視ジョブの監視対象ファイル
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判定ジョブの判定条件に使用するファイル
詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 6.3.17 ラージファイルを監視するための設定」を参照してください。
なお,次に示す組み込みDBのファイルは,ラージファイルになることがあります。
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組み込みDBが大規模モデルの場合の,データ領域格納ディレクトリ配下のファイル
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データ領域格納ディレクトリ配下のファイル(データベース自動増分機能を使用している場合)
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システム領域ディレクトリ配下のファイル(システムログ自動増分機能を使用している場合)
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バックアップファイル
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アンロードファイル(データベース再編成を実施する場合)
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アンロードログファイル(アンロードログ運用の場合)