1.3.3 グローバルバッファヒット率の監視
グローバルバッファヒット率が低下した場合,RDエリアへのアクセスが増大し,スループットの低下が発生することがあります。
このため,グローバルバッファヒット率を監視することは重要です。
- 〈この項の構成〉
(1) 関連する監視テンプレート
グローバルバッファヒット率を監視するために使用できる監視テンプレートを次の表に示します。
アラーム |
使用レコード |
使用フィールド |
異常条件 |
警告条件 |
---|---|---|---|---|
Buffer Hit Rate |
PI_GBUF |
グローバルバッファプールのヒット率 |
Buffer Pool Hit Rate < 80 |
Buffer Pool Hit Rate < 90 |
(2) 監視方法
- グローバルバッファヒット率の監視
-
グローバルバッファヒット率は,Buffer Hit Rateアラームを使用して監視できます。
Buffer Hit Rateアラームによって異常を検知した場合,次に示す監視テンプレートを使用することでグローバルバッファヒット率を確認できます。
-
Buffer Statusレポート
Buffer Statusレポートによって,グローバルバッファヒット率,参照要求グローバルバッファヒット率,更新要求グローバルバッファヒット率などを確認できます。
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さらに詳細な状況や原因を調査したい場合は,HiRDBやOSが出力するログ,提供コマンドなどを使用してください。