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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for HiRDB


1.3.3 グローバルバッファヒット率の監視

グローバルバッファヒット率が低下した場合,RDエリアへのアクセスが増大し,スループットの低下が発生することがあります。

このため,グローバルバッファヒット率を監視することは重要です。

〈この項の構成〉

(1) 関連する監視テンプレート

グローバルバッファヒット率を監視するために使用できる監視テンプレートを次の表に示します。

表1‒2 グローバルバッファヒット率の監視で使用できる監視テンプレート

アラーム

使用レコード

使用フィールド

異常条件

警告条件

Buffer Hit Rate

PI_GBUF

グローバルバッファプールのヒット率

Buffer Pool Hit Rate < 80

Buffer Pool Hit Rate < 90

(2) 監視方法

グローバルバッファヒット率の監視

グローバルバッファヒット率は,Buffer Hit Rateアラームを使用して監視できます。

Buffer Hit Rateアラームによって異常を検知した場合,次に示す監視テンプレートを使用することでグローバルバッファヒット率を確認できます。

  • Buffer Statusレポート

    Buffer Statusレポートによって,グローバルバッファヒット率,参照要求グローバルバッファヒット率,更新要求グローバルバッファヒット率などを確認できます。

さらに詳細な状況や原因を調査したい場合は,HiRDBやOSが出力するログ,提供コマンドなどを使用してください。