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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


DNS(PI_DNS)

〈このページの構成〉

機能

DNS(PI_DNS)レコードには,DNSサービスに関する応答時間の情報が格納されます。このレコードは複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

360

Collection Offset

0

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

ODBCキーフィールド

PI_DNS_MSR_COND_ID

ライフタイム

なし

レコードサイズ

フィールド

View名

(Manager名)

説明

要約ルール

形式

デルタ

データソース

Total Amount of Data

(TOTAL_DATA_SIZE)

DNSプローブと計測対象サーバがUDP上でやり取りした総データ量(バイト)。

AVG

double

No

Probe Daemon

Total Response Time

(TOTAL_RESP_TIME)

総応答時間(秒)。図10-2の(1)。

AVG

double

No

Probe Daemon

DNSシーケンスを次の図に示します。

図10‒2 DNSシーケンス

[図データ]

DNSの動作環境および注意事項

DNSプローブは,指定された検索対象ホスト名に対するIPアドレスをDNSサーバに問い合わせ,応答を受信するまでに掛かった時間を計測します。

DNSの動作環境および注意事項について,次に説明します。

リトライタイムアウト時間

リトライタイムアウト時間は,次の式で自動的に計算されます。

リトライタイムアウト時間=タイムアウト時間÷(リトライ回数+1)

検索対象ホスト名の名前解決

検索対象ホスト名の名前解決に失敗し,IPアドレスを求められない場合は,計測が失敗します。

準拠するRFC

  • RFC1034:DOMAIN NAMES - CONCEPTS AND FACILITIES

  • RFC1035:DOMAIN NAMES - IMPLEMENTATION AND SPECIFICATION

RFCに準拠していない機能や制限事項については,前述の注意事項を参照してください。