共通フィールド
PFM - Agent for Service Responseの各レコードに共通のフィールドを次の表に示します。
PFM - Agent for Service Responseのレコードは,各レコードが持っているフィールド以外に,レコード共通フィールドとして,次の表に示すフィールドを持ちます。
View名 (Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
データソース |
---|---|---|---|---|---|
Interval (INTERVAL) |
レコード収集間隔。 |
ADD |
ulong |
Yes |
Agent Collector |
Record Time (RECORD_TIME) |
レコードが作成された時刻。 |
COPY |
time_t |
No |
Agent Collector |
Record Type (INPUT_RECORD_TYPE) |
「表 10-13」に示すレコードID(PD(I,L)_XXXX)のXXXX部分が設定される。 |
COPY |
string(8) |
No |
Agent Collector |
PIレコードにだけ共通のフィールドを次の表に示します。
View名 (Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
データソース |
---|---|---|---|---|---|
Measurement Start Time (MSR_START_TIME) |
計測開始時刻。 |
COPY |
time_t |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Measurement Condition ID (MSR_COND_ID) |
計測条件ID。 |
COPY |
long |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Measurement Condition Name (MSR_COND_NAME) |
計測条件に対応したラベル(任意の名称)。次の順にラベルを検索し,先に見つかった定義が格納される。
どちらにも定義されていない場合は,「サービスタイプ名_計測条件ID」が格納される。 |
COPY |
string(63バイト以内) |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Result Code (RESULT_CODE) |
計測のリザルトコード※2※4。 |
COPY |
short |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Result Strings (RESULT_STR) |
計測のリザルトコードに対応した文字列※2。 |
COPY |
string(31バイト以内) |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Service Type ID (SERV_TYPE_ID) |
サービスタイプID※3。 |
COPY |
short |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
Service Type Name (SERV_TYPE_NAME) |
サービスタイプ名。 |
COPY |
string(31バイト以内) |
No |
Probe DaemonおよびIE Probe Daemon※1 |
- 注※1
-
IE Scenario(PI_IE)レコード,IE Scenario Overview(PI_IEO)レコード,およびLogged Message for IE Scenario(PL_IESM)レコードの場合は「IE Probe Daemon」となります。上記以外の場合は「Probe Daemon」となります。
- 注※2
-
リザルトコードおよびリザルトコードに対応する文字列を次の表に示します。
エラー内容の詳細については,統合トレースログを参照してください。
表10‒11 リザルトコード 値
コード
文字列
説明
0
成功
SUCCESS
計測が正常に終了した。
1
ネットワークエラー
NETWORK ERROR
ネットワークまたはサーバの障害などによって,通信処理でエラーが発生した。
(例)
-
DNSで名前解決に失敗した
-
TCPのコネクションに失敗した
-
TCPのクローズ処理に失敗した
-
Webサーバが停止していた
2
タイムアウト
TIME OUT
指定されたタイムアウト時間以内に処理が完了できない。
3
サービスエラー
SERVICE ERROR
サーバは正しく動作していても,要求したページやファイルが取得できない。
(例)
-
ユーザー名またはパスワードが誤っている
-
HTTPS(Webトランザクション含む)の計測でSSL認証が失敗している
4
ユーザー定義コマンドエラー
USER_DEF_COMMAND ERROR
ユーザー定義コマンドが実行できないプログラムなど,ユーザー定義コマンドによってエラーが発生した。
5
応答内容不整合
UNMATCHED CONTENT
IEシナリオおよびWebトランザクションで取得したページが指定された条件(レスポンス判定情報)に一致していない。
6
IEシナリオ再生エラー
IE SCENARIO REPLAY ERROR
IE シナリオ再生時にエラーが発生した。
(例)
-
記録時に操作したタグが見つからない
-
フレームが見つからない
-
記録されていないダイアログが出現した
詳細については,「5.2.3(3) 記録・再生に関する注意事項」を参照してください。
7
IEシナリオナビゲーションエラー
IE SCENARIO NAVIGATE ERROR
IE シナリオの再生でナビゲーションエラーが発生した。
詳細については,「5.2.4 ナビゲーションに関する注意事項」を参照してください。
99
その他
OTHER ERROR
上記以外のエラー
(例)
-
計測時にメモリー不足が発生した
-
予期しないエラーが発生した
-
- 注※3
-
サービスタイプIDを次の表に示します。
表10‒12 サービスタイプID サービス
サービスタイプ名
サービスタイプID
HTTP
HTTP
101
HTTPS
HTTPS
102
SMTP
SMTP
103
POP3
POP3
104
IMAP4
IMAP4
105
DNS
DNS
106
DHCP
DHCP
107
FTP
FTP
108
TCP
TCP
109
Webトランザクション
WEBTRANS
110
IEシナリオ
IESCENA
111
ユーザー定義サービス
USERSERV
199
- 注※4
-
Result Codeの値が0(SUCCESS)以外の場合は,Total Response Timeなどの計測結果を数値で取得するフィールドの値は「0」となります。