6.3.1 インストールから運用開始までの流れ
クラスタシステムで,論理ホスト運用するPFM - Agent for Service Responseのインストールおよびセットアップの流れを次の図に示します。
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- 注意
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論理ホスト環境のPFM - Agentをセットアップしても,物理ホスト環境のPFM - Agentの定義内容は引き継がれません。論理ホスト環境をセットアップした時点で,新規に環境が作成されます。
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論理ホスト環境のPFM - Agent for Service Responseをセットアップした場合,物理ホスト環境のPFM - Agent for Service Responseは動作させないでください。論理ホスト環境を作成後,物理ホスト環境のPFM - Agent for Service Responseのサービスの起動方法が「自動」になっている場合には,「手動」に変更してください。
なお,ユーザー入力を必要とするセットアップコマンドは,対話形式で実行するか非対話形式で実行するかを選択できます。
対話形式で実行する場合は,コマンドの指示に従ってユーザーが値を入力する必要があります。
非対話形式で実行する場合は,コマンド実行中に必要となる入力作業を,オプション指定や定義ファイルで代替するため,ユーザー入力が不要になります。また,バッチ処理やリモート実行によってセットアップ作業を自動化できるため,管理者の負担や運用コストを低減できます。非対話形式のコマンドは,次のような場合に便利です。
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監視対象との接続に使用するパスワードを定期的に変更したい
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複数の監視対象を追加する際の作業を効率化したい
コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。