2.3 パフォーマンスデータの収集と管理の概要
PFM - Agent for Service Responseによるパフォーマンスデータ収集の流れを次の図に示します。
PFM - Agent for Service Responseでは,Probe DaemonおよびIE Probe Daemonが計測対象の応答時間を測定しています。計測結果はいったんレポートファイルに出力されます。Agent Collectorは,レポートファイルの最新のデータを収集し,レコードの形式で管理します。
なお,パフォーマンスデータの収集方法と管理方法は,パフォーマンスデータが格納されるレコードのレコードタイプによって異なります。PFM - Agent for Service Responseのレコードは,次の3つのレコードタイプに分けられます。
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PIレコードタイプ
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PDレコードタイプ
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PLレコードタイプ
パフォーマンスデータの収集方法と管理方法については,次の個所を参照してください。
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パフォーマンスデータの収集方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementの機能について説明している章を参照してください。
収集されるパフォーマンスデータの値については,「10. レコード」を参照してください。
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パフォーマンスデータの管理方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。
PFM - Agentで収集および管理されているレコードのうち,どのパフォーマンスデータを利用するかは,PFM - Web Consoleで選択します。選択方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。