付録B JP1/SLMの通信
次に示すシステム構成の例に従って,JP1/SLMの通信で使用するポート番号およびファイアウォールの通過方向(コネクション確立の方向)を説明します。
JP1/SLM - Managerに,サービスの監視者からブラウザで接続する。
Webシステムのサービスを監視するために,JP1/SLM - URを配置する。
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JP1/SLM - Managerと連携するJP1/PFM - Managerを配置する。
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監視対象サーバを監視するために,監視対象サーバにJP1/PFM - Agentを配置する。
JP1/SLM - Managerとブラウザの通信
JP1/SLM - Managerとブラウザの通信は次のとおりです。
ブラウザのポート番号
通過方向
通信プロトコル
JP1/SLM - Managerのポート番号(HTTPサーバ)
(ANY)/tcp
→
HTTP
20900/tcp(httpsd)
JP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URの通信
JP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URの通信は次のとおりです。
JP1/SLM - Managerのポート番号
通過方向
通信プロトコル
JP1/SLM - URのポート番号
(ANY)/tcp
→
RMI
20910/tcp(jslmuRMI)
(ANY)/tcp
→
RMI
(ANY)/tcp
20904/tcp (jslmmRMI)
←
RMI
(ANY)/tcp
(ANY)/tcp
←
RMI
(ANY)/tcp
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JP1/SLM - ManagerとJP1/PFM - Managerの通信
JP1/SLM - ManagerとJP1/PFM - Managerの通信は次のとおりです。
JP1/SLM - Managerのポート番号
通過方向
通信プロトコル
JP1/PFM - Managerのポート番号
(ANY)/tcp
→
RMI
22286/tcp
(ANY)/tcp
→
RMI
(ANY)/tcp
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JP1/SLM - ManagerとJP1/PFM - Baseの通信
JP1/SLM - ManagerとJP1/PFM - Baseの通信は次のとおりです。
JP1/SLM - Managerのポート番号
通過方向
通信プロトコル
JP1/PFM - Baseのポート番号
20905/tcp (jslmmadaptor)
←
TCP
(ANY)/tcp
なお,これらの通信のほかに,次の通信があります。
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JP1/SLM - Managerが動作するローカルホスト内で20901〜20904/tcpポートを利用した通信
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JP1/SLM - URが動作するローカルホスト内で20910/tcpポートを利用した通信
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JP1/SLM - URのHTTPパケット収集
ポートミラーリング機能で複製したHTTPパケットをJP1/SLM - URが取得できるようファイアウォールを設定する必要があります。
プログラムを指定して通信を許可する際は,JP1/SLM - URをセットアップしたホストで次のプログラムの通信を許可するように設定してください。
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JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\system\sdp\bin\sdppcap.exe
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