Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


10.6.18 [監視設定]エリア([サービス一覧]エリアで監視対象サービスの監視対象を選択した場合)

〈この項の構成〉

(1) 画面の構成

[図データ]

(2) 画面の説明

[監視設定]エリアの表示項目を次の表に示します。

項番

項目

説明

1

[サービスグループ]

[サービス一覧]エリアで選択した監視対象が属するサービスグループの名称が表示されます。

2

[サービス]

[サービス一覧]エリアで選択した監視対象が属する監視対象サービスの名称が表示されます。

3

[監視対象]

[サービス一覧]エリアで選択した監視対象の名称が表示されます。

[SLO 監視設定]

4

[項目名]

監視項目の一覧が表示されます。項目ごとに,しきい値監視をするかどうかをチェックボックスで指定します。

チェックする:しきい値監視をします。

チェックしない:しきい値監視をしません。

ヘッダ行のチェックボックスをチェックすると,[項目名]の下のすべての行がチェックされます。同様にチェックボックスのチェックを外すと,すべての行のチェックが外れます。

5

[しきい値]

監視項目ごとにしきい値を入力します。入力には次の制限があります。

[平均応答時間]

・1〜300000の間で指定できます。上限を超えた値を入力できますが,エラーになるため範囲内の数値を入力してください。

・単位はミリ秒です。

・半角数字だけが入力できます。

・平均応答時間のしきい値には,監視対象サービスのタイムアウト時間より短い時間を指定する必要があります。タイムアウト時間以上の時間を指定した場合,平均応答時間がしきい値を超えることがなくなるため,監視が無効になります。

[スループット]

・1〜1000000の間で指定できます。上限を超えた値を入力できますが,エラーになるため範囲内の数値を入力してください。

・単位は件/秒です。

・半角数字だけが入力できます。

[エラー率]

・0〜99.9の間で指定できます。上限を超えた値を入力できますが,エラーになるため範囲内の数値を入力してください。

・単位は%です。

・半角数字と「.」(ピリオド)だけが入力できます。

・小数点以下第1位まで入力できます

6

[単位]

監視項目の単位が表示されます。

平均応答時間:msec(ミリ秒)

スループット:件/sec(件/秒)

エラー率:%

7

[傾向監視]

傾向監視をするかを指定します。

傾向監視をする場合は,[項目名]の[しきい値]が入力されている必要があります。

チェックボックス

チェックする:傾向監視をします。

チェックしない:傾向監視をしません。

テキストボックス

傾向監視の対象となる時間を指定します。

現在からこの指定時間以内にしきい値を超過する傾向を検知した場合に警告が通知されます。入力には次の制限があります。

・1〜168の間で指定できます。上限を超えた値を入力できますが,エラーになるため範囲内の数値を入力してください。

・単位は時間です。

・半角数字だけが入力できます。

[予兆検知設定]

8

[ベースライン算出日数]

ベースラインの算出に何日分のサービス性能を使用するかを入力します。外れ値検知をしない場合でも必ず入力します。入力には次の制限があります。

  • 1〜60の間で指定できます。

  • 単位は日です。

  • 半角数字だけ入力できます。

9

[開始日数]

監視対象サービスの過去のサービス性能を何日以上取得したら外れ値検知を開始するかを入力します。外れ値検知をしない場合でも必ず入力します。入力には次の制限があります。

  • 1〜60の間で指定できます。

  • 単位は日です。

  • 半角数字だけ入力できます。

10

[分析期間]

外れ値検知の分析期間を次の項目から選択します。

Short range:直近60日間

Long range:直近5年間

サービス一覧でWebトランザクションを選択した場合は非活性になります。

11

[項目名]

監視項目の一覧が表示されます。項目ごとに,外れ値検知をするかどうかをチェックボックスで指定します。

チェックする:外れ値検知をします。

チェックしない:外れ値検知をしません。

ヘッダ行のチェックボックスをチェックすると,すべての行がチェックされます。同様にチェックボックスのチェックを外すと,すべての行のチェックが外れます。

12

[感度]

外れ値検知の感度を高・中・低から指定します。感度が高いと検知されやすくなり,低いと検知されにくくなります。

13

[相関項目]

複数の監視項目を組み合わせた外れ値検知をするかどうかをプルダウンメニューで指定します。プルダウンメニューでは,組み合わせる監視項目を選択します。複数の監視項目を組み合わせた外れ値検知ができない監視項目の場合,この欄には何も表示されません。

なお,このプルダウンメニューで[スループット]を選択しても,スループット単体での外れ値検知はされません。スループット単体で外れ値検知をするには,別途[スループット]の項目で外れ値検知の指定をする必要があります。

14

[設定]ボタン

設定を反映します。

注※

外れ値検知の設定をします。

(3) 補足事項