10.2.2 [現在のサービスグループ状況サマリー]エリア
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
ログインしているユーザーが監視を担当しているサービスグループの状況が,一覧で表示されます。表示は,3秒ごとに更新されます。
表示項目を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
[サービスグループ] |
ログインしているユーザーが監視を担当しているサービスグループの名称が表示されます。 |
2 |
[サービスグループ状況(%)] |
サービスグループに属している監視対象サービスの現在の状況が表示されます。 1つのサービスグループに属しているすべての監視対象サービスの数を100%とした場合の割合に応じて,エラー,警告,正常,監視停止中の監視対象サービスの割合が,帯グラフで表示されます。 帯グラフの色の意味は次のとおりです。
なお,1つの監視対象サービスの中で複数の監視対象に異なる状態が発生している場合,「赤(エラー) > 黄(警告) > 緑(正常)」の優先順位で,最も優先順位の高い監視対象の状態の色が表示されます(監視停止中の監視対象サービスにほかの状態が発生することはありません)。 例を示します。
このような状態の場合,監視対象サービスの状況は黄(警告)となります。 |
3 |
[サービス数] |
サービスグループに属している監視対象サービスの数が表示されます。 |
- 注※
監視の開始後,監視対象サービスの監視対象の性能分析を実行するプロセスで,メモリ不足やスレッドの異常終了が発生した監視対象サービスも監視停止中となります。この場合は,該当の監視対象サービスの監視を停止して,メッセージログに出力されるKNAS32021-Eメッセージを基に原因に対処したあと,再度監視を開始してください。
メッセージログの詳細については「7.2.4 メッセージログ」を参照してください。
(3) 補足事項
傾向監視をしている場合,傾向を計算する直近の時刻範囲の30%以上でサービス性能を取得しているときに傾向監視を開始します。ただし,開始後にサービス性能の取得量が減った場合は一度監視を停止し,サービス性能がそろってから再開します。このとき[現在のサービスグループ状況サマリー]エリアには,監視停止中ではなく正常として表示されます。傾向がしきい値を超過していても,サービス性能がそろうまでは正常として表示されます。