2.4.4 過去の案件を検索して類似案件かどうか確認する【インシデント管理】
過去の案件を検索して,対象の「業務システム」で発生した案件「アプリケーションの異常終了」が類似案件かどうか確認します。
前提条件
操作を実施するユーザーがインシデント管理の担当者である。
操作手順
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[メイン]画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧から,システム名[業務システム]−[インシデント管理]を選択する。
- メモ
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プロセスワークボード一覧から選択する項目によって,案件の検索範囲が異なります。詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 操作ガイド」の「案件の検索条件を指定する」の説明を参照してください。
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メニューから,[アクション]−[案件の検索]を選択する。
[案件検索条件指定]画面が表示されます。
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案件の検索条件を指定する。
ここでは,[キーワード条件指定]で次の検索条件を指定して検索してください。
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いちばん上のプルダウンメニューから,[作業状況]を選択し,テキストボックスに「アプリケーション」を入力します。
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上から二番目のプルダウンメニューから,[作業状況]を選択し,テキストボックスに「異常終了」を入力します。
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[検索]ボタンをクリックする。
検索が終わると,[案件検索結果一覧]画面が表示され,検索条件に当てはまる案件が一覧で表示されます。
次の作業
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検索実行後に表示された案件の内容を確認して,担当している案件が類似案件かどうか判断してください。表示されている案件を参考にしてインシデントへの対処案を作成してください。
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検索実行後に案件が表示されなかった場合,担当している案件は未知のインシデントであると判断できます。「問題管理」プロセスに案件をエスカレーションしてください。
- メモ
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担当している案件が未知のインシデントであっても,案件の優先度やインシデントの問い合わせ元の要望によっては,エスカレーションより先に暫定の対処案を「インシデント管理」プロセスの担当者が作成する場合があります。
関連項目
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マニュアル「JP1/Service Support 操作ガイド」の「案件の検索条件を指定する」の説明