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JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 正規化ルール定義ガイド


1.1 「正規化ルールを定義する」とは

正規化ルールは,監査ログ収集対象プログラムから収集された監査ログを,JP1/Audit Management - Managerで管理できる監査ログフォーマットに変換するためのルールを定義するものです。正規化ルールには,監査ログの情報をJP1/Audit Management - Managerで管理できる監査ログフォーマットにどのように対応づけるかを定義します。

注※

監査ログ収集対象プログラムから出力された監査ログは,監査ログ収集対象プログラムと同じホストにあるJP1/BaseによってJP1イベントに変換され,JP1/Audit Management - Managerで収集されます。

監査ログ収集対象プログラムがWindowsイベントログに監査ログを出力する場合は,JP1/Baseのイベントログトラップ機能によってJP1イベントに変換されます。監査ログ収集対象プログラムがログファイルに監査ログを出力する場合は,JP1/Baseのログファイルトラップ機能によってJP1イベントに変換されます。

正規化ルールエディタを使用すると,正規化ルールをGUIで定義できます。正規化ルールエディタを使用して正規化ルールを定義するイメージを次に示します。

正規化ルールエディタで正規化ルールを定義するために,事前に次の事項を検討しておく必要があります。

次節から,具体的に検討内容を説明します。