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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


jbschgpasswd

〈このページの構成〉

機能

登録済みのJP1ユーザーのパスワードを変更します。このコマンドを実行すると,以前設定したパスワードと新しく設定するパスワードの入力が促されます。パスワードに指定できる文字数は,6〜32(バイト)で,新旧のパスワードが同一であってもかまいません。

形式

jbschgpasswd [-h 論理ホスト名]
             [-s 認証サーバ名]
             [-op 旧パスワード -np 新パスワード]
              JP1ユーザー名

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,このコマンドを実行させたい論理ホスト名を指定します。指定した論理ホストに設定されている認証サーバに登録されたJP1ユーザーのパスワードを変更します。

-s 認証サーバ名

JP1ユーザーのパスワードを変更したい認証サーバを指定します。このオプションを指定した場合は,-hオプションの指定は無視されます。

-op 旧パスワード

変更したい旧パスワードを指定します。-npオプションと同時に指定してください。-opオプションと-npオプションを指定すると,パスワードの入力が促されずに,-npオプションで指定したパスワードが登録されます。

-np 新パスワード

新しいパスワードを指定します。-opオプションと同時に指定してください。

JP1ユーザー名

パスワードを変更したいJP1ユーザー名を指定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

1

ユーザーが存在しない,旧パスワード誤りまたは連携ユーザーのパスワードを変更しようとした

2

引数誤り

4

メモリーなどシステムリソースが不足した

8

認証サーバが未起動または応答しない

16

認証サーバ側の処理でエラーが発生した

24

不正なパスワード

32

通信機能の初期化中にエラーが発生した

128

内部処理で矛盾を生じた(C++の例外)

255

そのほかのエラー