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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


9.2.1 サービスの起動順序の制御

起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)で起動順序を設定する場合,次の形式で設定します。

  1. JP1製品の前に起動させるJP1以外のサービス

    起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[FrontOtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。

  2. JP1製品のサービス

    起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[Jp1XXX](XXXは,サービスごとに割り当てられた文字列)セクションに記述します。

  3. JP1製品のあとに起動させるJP1以外のサービス

    起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[OtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。

セクションとは,サービスごとの処理方法,および起動管理機能(JP1/Base Control Service)としての処理方法を明確にするための単位です。

起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に記述したサービスの起動については,次の制御もできます。

定義ファイルの詳細については,「16. 定義ファイル」の「起動順序定義ファイル(Windows限定)」を参照してください。

システム起動時のサービスの起動順序を次の図に示します。

図9‒1 起動管理を使用した場合のサービスの起動順序

[図データ]

なお,システム管理者は,サービスの起動が正しく完了したかどうか,次に示す二つのメッセージで確認してください。