Hitachi

Hitachi System Information Capture システム分析支援 リアルタイムモニタ 


7.3.10 他システム連携関連定義

形式

[jp1_event=Y|N]
[jp1_hostname=JP1/Baseの論理ホスト名]
[mail_use=Y|N]
[mail_smtp_host=SMTPサーバのホスト名]
[mail_smtp_port=SMTPサーバのポート番号]
[mail_smtp_userid=SMTP認証ID]
[mail_smtp_password=SMTP認証パスワード]
[mail_from_address=送信元メールアドレス]
[mail_to_address=送信先メールアドレス]
[mail_timeout=タイムアウト値]
[mail_send_interval_time=メール送信間隔]
[mail_err_max_cnt=メール送信失敗最大回数]
[mail_test=Y|N]

機能

他システム連携と関連するパラメタを指定します。

指定数

0~1

jp1_eventプロパティ

設定値と省略値

Y | N《N》

説明

JP1/IMと連携し、JP1イベントを発行するかどうかを指定します。

JP1/IMとの連携時には必ずプロパティを指定してください。JP1/IMとの連携方法については、「6. 他システムとの連携」を参照してください。

Y

JP1/IMと連携し、JP1イベントを発行する

N

JP1/IMと連携しない

前提条件

JP1/Baseが起動していること。

利点

JP1/IMと連携できます。

jp1_hostnameプロパティ

設定値と省略値

~〈1~196バイトの文字列〉

説明

JP1/Baseの論理ホスト名を指定します。

論理ホスト名については、JP1/Baseのマニュアルを参照してください。

JP1/Baseのクラスタ構成は未サポートです。非クラスタ構成で論理ホスト名を使用する運用の場合は必ずプロパティを指定してください。

ほかのプロパティとの関連

jp1_eventにYを指定したときだけ有効となります。

mail_useプロパティ

設定値と省略値

Y | N《N》

説明

メール通知機能を使用するかどうかを指定します。

Y

メール通知機能を使用する

N

メール通知機能を使用しない

前提条件

SMTPサーバが起動していること。

ほかのプロパティとの関連

web_server、tcp_server、iiop_server、rpc_serverのどれかを指定します。

利点

アラート検知をメールで確認できます。

mail_smtp_hostプロパティ

設定値と省略値

~〈1~255バイトの文字列〉

説明

SMTPサーバのアドレスをIPv4、またはホスト名で指定します。

メール通知機能を使用する場合は必ず指定してください。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_smtp_portプロパティ

設定値と省略値

~〈符号なし整数〉((1~65535))《25》

説明

SMTPサーバのポート番号を指定します。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_smtp_useridプロパティ

設定値と省略値

~〈1~255バイトの文字列〉

説明

SMTPサーバにログインするユーザーのユーザーIDを指定します。

ユーザー認証が不要な場合は、任意の文字列を指定してください。

メール通知機能を使用するときは必ず指定してください。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_smtp_passwordプロパティ

設定値と省略値

~〈1~255バイトの文字列〉

説明

SMTPサーバにログインするユーザーのパスワードを指定します。

ユーザー認証が不要な場合は、任意の文字列を指定してください。

メール通知機能を使用するときは必ず指定してください。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_from_addressプロパティ

設定値と省略値

~〈1~255バイトの文字列〉

説明

通知メールの送信元(From)を指定します。メール通知機能を使用する場合は必ず指定してください。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_to_addressプロパティ

設定値と省略値

~〈1~255バイトの文字列〉

説明

通知メールの送信先(To)を指定します。

「,」で区切ることで複数のメールアドレスを指定できます。

メール通知機能を使用する場合は必ず指定してください。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_timeoutプロパティ

設定値と省略値

~〈符号なし整数〉((1~300))《10》(単位:秒)

説明

SMTPサーバへの接続、およびメール送信時のタイムアウト時間を指定します。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

mail_send_interval_timeプロパティ

設定値と省略値

~〈符号なし整数〉((10~3600))《300》(単位:秒)

説明

アラートを検知したときに通知メールを送信する時間間隔を指定します。

この指定値はプロトコル単位に有効となります。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

利点

アラート検知が多発したときに、通知メールを抑止できます。

mail_err_max_cntプロパティ

設定値と省略値

~〈符号なし整数〉((0~60))《3》

説明

メール通知の失敗によってメール通知機能を閉塞する場合の、メール通知連続失敗最大回数を指定します。0を指定したときは、メール通知機能を閉塞しません。

メール通知機能が閉塞すると、以降のメール通知を行いません。

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

利点

定義不正などによって、メール通知失敗が多発することを抑止できます。

mail_testプロパティ

設定値と省略値

Y | N《N》

説明

メールテスト機能を使用するかどうかを指定します。

Y

メールテスト機能を使用する

N

メールテスト機能を使用しない

ほかのプロパティとの関連

mail_useにYを指定したときだけ有効となります。

利点

アラートを検知しなくても、テスト用のメール通知を行うことができるので、定義に問題がないかどうかを確認できます。