1.3.1 サーバ間連携機能を使用する場合のシステム構成
サーバ間連携機能は、通信プロトコルにRPCプロトコルを使用している、クライアントとサーバで構成されるシステムに適用できます。
サーバ間連携機能を使用する場合のシステム構成を次の図に示します。
ここでは、サーバ間連携機能だけで使用するプログラムについて説明します。サーバ間連携機能を使用しない場合でも使用するプログラムの説明については、「1.3 システム分析支援リアルタイムモニタがサポートするシステム構成」を参照してください。
- クライアント
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サーバ間連携機能で使用できるクライアントを次に示します。
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TP1/Client(TP1/Client/P、TP1/Client/W、またはTP1/Client/J)
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TP1/Server BaseのSUPまたはSPP
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- サーバ(TP1/Server Base稼働サーバ)
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TP1/Server Baseが必要です。また、TP1/Server Baseが稼働しているサーバ(TP1/Server Base稼働サーバ)では、FTPサーバも稼働させておく必要があります。
- データベースサーバ
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サーバ間連携機能でサポートしているデータベースはHiRDBです(ただし、HiRDB/SDは対象外)。
ほかのデータベースを使用している場合は、RPCプロトコルのトランザクション情報だけを取得します。
各プログラムのバージョンについては、システム分析支援リアルタイムモニタのリリースノートを参照してください。