1.3 システム分析支援リアルタイムモニタがサポートするシステム構成
システム分析支援リアルタイムモニタは、HTTP、IIOP、RPCなどの通信プロトコルを使用したクライアントとサーバで構成されるシステムに適用できます。
システム分析支援リアルタイムモニタのシステム構成を次の図に示します。なお、サーバ間連携機能を使用する場合のシステム構成については、「1.3.1 サーバ間連携機能を使用する場合のシステム構成」を参照してください。
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ネットワークスイッチ(ミラーポート)
業務システムの稼働情報を収集するために、ミラーポートを設定できるネットワークスイッチを配置します。
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システム分析支援アダプタ
システム分析支援アダプタは、ネットワークスイッチのミラーポートを使用して、トランザクションの稼働情報としてリクエストおよびレスポンスのパケットを取得(キャプチャ)します。また、取得したデータをシステム分析支援リアルタイムモニタに送信します。
システム分析支援リアルタイムモニタでは、システム検証支援基盤(Hitachi System Information Capture)をシステム分析支援アダプタとして使用します。
稼働情報の収集・集計・分析をするマシンに、Hitachi System Information Captureをインストールします。
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システム分析支援リアルタイムモニタ
稼働情報の収集・集計・分析をするマシンに、システム分析支援リアルタイムモニタ(Hitachi System Information Capture - Real-Time Monitor)をインストールします。
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Webブラウザ
ダッシュボード画面を参照するマシンに、Internet Explorerをインストールします。
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ブラウザプラグイン
ダッシュボード画面を参照するマシンに、Flash Playerをインストールします。
各プログラムのバージョンについては、システム分析支援リアルタイムモニタのリリースノートを参照してください。
- 〈この節の構成〉