1.2　システム分析支援リアルタイムモニタがサポートする通信プロトコル

システム分析支援リアルタイムモニタがサポートする通信プロトコルを次に示します。

HTTPプロトコル（SOAPプロトコルを含む）

サポートするプロトコルの詳細は、システム検証支援基盤（Hitachi System Information Capture）に準じます。

ただし、システム分析支援リアルタイムモニタでは、次の制限があります。
- HTTPパイプラインには対応していません。
IIOPプロトコル

サポートするプロトコルの詳細は、システム検証支援基盤（Hitachi System Information Capture）に準じます。
RPCプロトコル

サポートするプロトコルの詳細は、システム検証支援基盤（Hitachi System Information Capture）に準じます。
TCPプロトコル

TCPプロトコルを使用するためには、電文組立UOCを利用して、TCPレベルで分割されているパケットをプロトコル電文に組み立てる処理を追加する必要があります。
HiRDBプロトコル

HiRDBクライアントとHiRDBサーバ間のSQL文実行時の通信プロトコルです。次の制限があります。
- コネクション接続のSQL(CONNECT文,xa_open)には対応していません。
- コネクション切断のSQL(DISCONNECT文,xa_close)には対応していません。
- 各ユティリティには対応してません。
- メモリDBには対応していません。

システム検証支援基盤（Hitachi System Information Capture）がサポートするプロトコルについては、マニュアルHitachi System Information Capture リファレンスのシステムテスト支援で使用できる電文プロトコルの説明を参照してください。

すべてのプロトコルに共通する条件

システム分析支援リアルタイムモニタは、応答電文がある場合には、要求電文→応答電文→要求電文→応答電文のように、要求電文と応答電文を交互に送受信するシステムにだけ適用できます。

応答電文がない場合、特に条件はありません。