3.4.1 HSIC-ECDのライブラリの組み込み(uCosminexus Application Server V9の場合)
uCosminexus Application Server V9を使用する場合、以下の手順でHSIC-ECDのライブラリを組み込みます。
J2EEサーバの停止
J2EEサーバを停止してください。
作成したアプリケーション固有情報出力用のプラグインライブラリのコピー
「3.3 アプリケーション固有情報出力用のプラグインの作成(任意)」で独自にプラグインを作成した場合は、作成したプラグインを次の場所に格納します。独自にプラグインを作成しなかった場合は、コピー不要です。
HSIC-ECDインストールディレクトリ/plugin/lib
HSIC-ECDのプラグイン定義の作成
HSIC-ECDのプラグイン定義を作成します。
次のフォルダに、作成したHSIC-ECDのプラグイン定義を格納してください。
HSIC-ECDインストールディレクトリ/config
ファイル名は任意の名称を付けてください。ただし、マルチバイトコードを使用しないでください。
HSIC-ECDのプラグイン定義には、以下のような情報を記述します。定義の仕様は、「10.3 HSIC-ECDのプラグインの定義ファイル」を参照してください。
-
使用するAPサーバの種別
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アプリケーションが使用するJDBCドライバのパス
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作成したアプリケーション固有情報出力用のプラグインライブラリのパス
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フックしたいクラス名
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フックしたいメソッド名
以下のサンプルファイルを参考にして、定義ファイルを作成してください。
「HSIC-ECDインストールディレクトリ/examples/plugin/conf/sample_em_cosmi.xml」
J2EEサーバ定義の編集
- J2EEサーバのJava VM設定の変更
J2EEサーバのJava VMのオプションに以下のオプションを追加してください。
-javaagent: HSIC-ECDインストールディレクトリ/lib/hsicdbc.jar
Java VMのオプションの追加は、J2EEサーバ用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)に直接記入、またはuCosminexus Application Server V9運用管理ポータルの[起動パラメタの設定]ペインに下図のように設定してください。
J2EEサーバ用オプション定義ファイル、および運用管理ポータルの詳細は、uCosminexus Application Server V9のマニュアルを参照してください。
- HSIC-ECD環境変数の設定
J2EEサーバにHSIC-ECDの環境変数を設定します。
設定する環境変数は以下です。
環境変数名
設定値
HSIC_ECD_DEFINITION
HSIC-ECDのプラグイン定義ファイルのフルパス
環境変数の設定はuCosminexus Application Server V9運用管理ポータルの[環境変数の設定]ペインを使用し、下図のように設定してください。
設定後に設定情報を配布してください。
運用管理ポータルの詳細は、uCosminexus Application Server V9のマニュアルを参照してください。
J2EEサーバの開始
J2EEサーバを起動してください。
組み込んだあとの変更について
HSIC-ECDのプラグインを組み込んだあとに、プラグイン定義を変更する場合、およびアプリケーションをリデプロイする場合の手順を次に示します。
- HSIC-ECDのプラグイン定義を変更する場合
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HSIC-ECDのプラグインライブラリの組み込み後にHSIC-ECDのプラグイン定義を変更する場合は、以下の手順で行ってください。
- アプリケーションをリデプロイする場合
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アプリケーションのリデプロイは、以下の手順で行ってください。